
’19年に発売されたナンカイのナビゲーションシステムが早くも大幅進化! 0SはWin CE6.0からアンドロイド6.0となり、地図データにゼンリンを初採用。1万1000円高くなり、ブルートゥースイヤホンは省略されたが、性能は大幅アップした。
●まとめ:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ●取材協力: 南海部品
[○] スマホ感覚で使える。経由地は5か所まで
前作の発売から2年。早くも2代目に進化したナンカイのバイク専用ナビ「NNV-002A」。先代はブルートゥースイヤホン付きで3万円台前半という価格の安さで注目を集めたが、新型はイヤホンを省略しながら1万1000円高くなっている。果たして……。
実際に使ってみると、基本性能が進化していることに気付く。先代は操作に対する反応やリルートに時間がかかった記憶があるが、新型はスマホ並みにサクサク動く。また操作に関しても、グーグルマップなどのナビアプリとほぼ同様であり、説明書を読み込まなくてもすぐに扱えるはずだ。特にうれしいのは経由地が設定できるようになったこと。最大5か所まで入力できるので、バイク乗りにありがちな「このワインディングを通ってから目的地へ」なんてルート設定が可能になったのだ。
インターフェースについては、進路変更方向を大きな矢印で表示するアローモードが便利だった。老眼傾向なので、最近は音声に頼ることが多かったのだが、これは凝視しなくても分かりやすくて安心だ。オービスなどを知らせる安全運転ガイドも引き続き収録されており、防水性能もIPX5相当と十分以上。個人的にも購入を検討している良作だ。
【バイクでの使用に特化した見やすいインターフェイス】アローモードで、ターンバイターンナビのように曲がる方向とその地点までの距離を分かりやすく表示するほか、3Dビューやハイウェイガイドなど、見やすさに特化している。 [写真タップで拡大]
[△] Uクランプ式なのでセパレートハンドルは工夫が必要
取り付け用に2種類のUクランプが付属するが、あくまでもバーハン用。セパハン車は工夫が必要だ。
[こんな人におすすめ] さすが専用設計熱や振動による破損の心配なし
スマホをナビ代わりに使っていて、高温や振動によって動作が不安定になった経験のある人は少なくないはず。これは専用設計なのでその心配は限りなく少なく、前作を下敷きに見えない部分も進化させているはず。オススメだ!
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