カスタムパーツの王道、マフラー。大人気のカワサキZ900RSについても、もちろん多数のアイテムがリリースされている。ここでは数あるZ900RSのマフラーから、主要メーカーの人気モデルをピックアップ。政府認証の車検対応品だけを集めてみた。形状や材質もよりどりみどり。好みの1本を見つけ出すべし!今回は後編として、ドレミコレクション、ストライカー、アーキ、ノジマ、ケイファクトリー、モリワキ、オーヴァーレーシングをお届け!!
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
ドレミコレクション
4本マフラー JMCA公認 ストリート4
旧車の経験を活かしたパーツに定評あるドレミ。本作はZ1を思わせる4本出しのスチール製フルエキで、よりオリジナルに近づけたい人に最適だ。安心の日本国内生産品となり、耐熱ブラック仕上げもある(32万4500円)。装着後はサブコンでのセッティング推奨。
ストライカー
STREET CONCEPT フルEX JMCA 4-1STD
オールチタンで4.2kgと軽いセミアップタイプの4in1。耐熱&耐摩耗性に優れた特殊コーティング=セラコートを施し、真円サイレンサーと膨張室のないシンプルなルックスが美点だ。セパレーターを内蔵し、中低速パワーも確保している。
“INTER MODEL” SCフルEX OFF-Type B JMCA 4-1STD
レーシーな異型サイレンサーとスラッシュカットエンドを採用。本体はチタン製で、重量はわずか4.2kgだ。内部セパレートによりスッキリした外観と図太い中低速トルクも両立した。
STREET CONCEPT SLIP-ON φ90ショートサイレンサー JMCA
φ90×280mmのショートタイプ真円サイレンサーを用いたチタン製スリップオン。重量はSTD比で半分の1.2kgだ。チタンソリッドとチタンヒートカラーの2色から選べる。
アーキ
手曲げ1ピース ショート管 JMCA認証
Z900RSとZX-25R向けパーツを生産するブランド。エキパイは砂詰め手曲げのスチール製、フランジはアルミの鋳物、三角パッチ付きTIG溶接と、まさに昭和の香り漂う。
427 ショート管 JMCA認証
極太42.7mmスチールエキパイで構成した迫力のショート管。管長を少し延長することで低速トルク感を向上しており、3Dベンダーによる精密な弧も美しい。エンドは従来品より約70mm延長。
ノジマエンジニアリング
GT DLC-TITAN
深みのある色合いと高耐久性を持つDLCコーティングを施した楕円サイレンサーが特徴。エキパイからマフラーまでチタン製だ。
GT series HEAT-TITAN
チタンの鮮やかな焼け色が美しい楕円サイレンサーを採用。手曲は、ノジマならではの継ぎ目のないコニカルパイプを熟練の技で曲げる。
STS series S/O
スタンダードな真円チタンサイレンサー。小振りでスポーティなφ100×350mmとジャストなサイズ感のφ110×400mmがある。
メガホン4-1(SUS機械曲げ)
集合部の絞りと螺旋状の内部構造で、全域パワーを達成するスパイラルコレクターが自慢。リニアなトルク特性を与えた4in1フルEXだ。
ケイファクトリー
STPスリップオン/MotoGP ショートテーパー(車検対応)
手作業によるダイナミックなエキパイと胸のすく高回転サウンドが魅力の4in1。熱劣化とは無縁のバージンチタンを素材に用い、サイレンサーは真円と楕円が選べる。重量は約4.5kgだ。
CSR+フルエキゾーストマフラー(JMCA認証)
サブチャンバーを備えず、’70年代のレーサーを彷彿とさせるブラック仕上げのスチール管。4in1エキパイとテールパイプ部を分割した2ピース構造で、3パターンに角度変更も可能だ。重量は約7.5kg。
STPスリップオン/MotoGP ショートテーパー(車検対応)
GPマシンのマフラー形状を再現したS/Oでサイレンサーはチタン。付属プレートで4段階の角度変更が可能だ。差込口φ60.5mmの様々なマフラーを装着できるSTPシステムもユニーク。
モリワキエンジニアリング
Ti-FullExhaust MONSTER
クラシックな大口径アルミ削り出しモナカサイレンサーを再現したモンスター。エキパイほかにチタンを多用し、重量は5.5kgと軽い。シリーズで初めて、身近な価格のスリップオンも用意。
SlipOn Exhaust MONSTER
ONE-PIECE BLACK
懐かしのショート管を思わせるフルエキ。重厚なサウンドを目指し、肉厚のステンレスを全身に採用した。専用設計の膨張室を搭載し、特に2000~6000rpmを強化。重量は8.1kg。
オーヴァーレーシングプロジェクツ
フルチタンメガホンマフラー
スラッシュエンドのメガホンという個性的なスタイルを演出できるオールチタン製4in2in1。焼き色の有無が選択できる。低音の効いたサウンドと力強い走りを実現し、重量はわずか4.9kgだ。
SESMIC-IV フルエキゾースト
昔懐かしいSESMIC-Ⅱの外観はそのままに、内部構造を一新。ステンエキパイにリブ付きラウンド形状のアルミサイレンサーを組み合わせ、’90年代スタイルを創出した。重量は7kg。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
Z900RSシリーズ 概要 大型2輪クラスでトップセラーを驀進中のヘリテイジモデル。モチーフはもはや説明の必要がないカワサキ直4の祖=Z1だ。ストリートファイター系ネイキッド・Z900のエンジンとシー[…]
あなたにおすすめの関連記事
アールズ・ギア ワイバンクラシック フルエキゾーストマフラー 同社自慢の手曲げチタンに膨張室を融合した4in2in1。低回転域にあるトルクの谷を解消し、扱いやすさの中に刺激的な加速性能を同居させた。サ[…]
男臭さと走りの潜在能力を活かしたパーツを心がける Z900RSはまずフォルムがいい。普通っぽいのに普通じゃない。イズムというか歴史の重み、風格を感じさせます。加えて、走りの性能が胸に突き刺さる。しっか[…]
1967年に始まる開発秘話、1972年の記録への挑戦、そして伝説は誕生した 世界最高性能を標榜し、究極を意味する『Z』を名乗ったカワサキのフラッグシップモデル。その誕生は1972年と、今から49年前だ[…]
TOTレーサーも進行中! ZRX1200ダエグの絶版後に発表され、期待していた車両がZ900RSです。ゼファーやZRXのように息の長いカワサキの新しい顔になることが予測できたため、自社で車両を購入する[…]
スタイルで楽しむ新機軸 カワサキのレジェンドであるZ1をはじめ、空冷Z系やゼファーシリーズのカスタムパーツでお馴染みのドレミコレクション。Z900RSにおいても、'17年の世界初公開の場に、カワサキか[…]
最新の記事
- 「待ってた!」モーターサイクル史上初のストロングハイブリッド カワサキ「Ninja 7 Hybrid」「Z7 Hybrid」の発売日が2月15日に決定!
- 「ブラックマークがリアル」SHOEIの新グラフィックモデル『Z-8 KNEE DOWN』が登場
- [2024冬版] いま売れ筋のバイクシューズTOP5【大型販売店で聞いてみた】1位はアヴィレックスのスニーカータイプ
- 世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.132「タイム差が縮まるほどに、0.1秒の違いがとてつもない重みになる」
- 【2024年12月版】20万円台! コスパで選ぶ 国内メーカー原付二種スクーター5選!
- 1
- 2