
ザッパーは、カワサキミドル最長ファミリー!?
かねてから噂のあったカワサキのZ650RSが、ついに発表された。まずは欧州モデルだが、日本でも2022年の春に販売が予定されているので期待に胸が膨らむ。
1970年代、大人気を博していたトップモデルの900 Super 4、すなわちZ1より軽快に扱える4気筒というコトで、400~500ccと900の間を埋め、かつ“750より速く”というコンセプトで開発された初代Z650。
当時のカワサキは、風を切る擬音の“ZAP”からZAPPER(ザッパー)という愛称を作り、自社のスポーツバイクのコンセプトに掲げていた。それだけに軽快なZ650はザッパーを体現するバイクといえ、いつしか“Z650=ザッパー”と呼ばれるようになっていた。
そんなザッパーの構想と、そこで生み出された空冷4気筒エンジンは、じつに長きに渡ってカワサキのミドルクラスを支えてきた。“旧車はよく知らない”というバイクユーザーでも、ZEPHYR750をご存知の方は多いと思うが、じつはこのバイクもザッパーエンジンを搭載している。というワケで、まずはZ650すなわちザッパーから連なるバイクたちを見てみよう!
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
Z650RS 概要 ’18年の登場以来、大ヒットを続けているZ900RSの弟分。兄貴分は並列4気筒だが、こちらは並列2気筒エンジンを積むストリートファイター・Z650がベースで、鋼管トレリ[…]
関連する記事
9月27日に欧州で発表されたカワサキの新型レトロスポーツ「Z650RS」は、日本を含めた世界中で話題騒然。ただ、搭載しているのはZ650と同じ並列2気筒エンジンということで、4気筒を待望していたファン[…]
2021年9月27日22時に欧州で正式発表され、早くも話題騒然のZ650RSだが、さらにカワサキモータースジャパンによって日本国内への導入も明言された。ヤンマシ予想価格は約97万5000円と算出してい[…]
カワサキUSAはティーザーでの宣言通り、6つのニューモデルを発表した。そのうちZ900RS SEとZ900 SE、そしてZ650RSは欧州でも発表済みのもので、初公開となったのはKLX230S ABS[…]
カワサキモータースジャパンは、欧州で先行発表されて話題騒然のZ900RS SEを国内でも正式発表。価格はノーマルから22万円増しの160万6000円になることが明らかになり、国内モデルのスペックからは[…]
トヨタとの提携で水素社会インフラの実現を目指す川崎重工の元、水素エンジンバイクの開発も視野に入れているカワサキ。そんな折りに水素燃料を見据えたエンジンの現物が公開された。ニンジャH2系のスーパーチャー[…]