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警察庁は「YouTube警察庁公式チャンネル」を2021年8月3日に開設。同13日には『【警察庁】道路に潜む危険あなたは気づいていますか?』と題した動画を3本公開した。自動車運転者編、自転車運転者編、歩行者編に分かれていて、それぞれ字幕入りだ。
●外部リンク: 警察庁ウェブサイト|警察庁Twitter|YouTube警察庁公式チャンネル
交通事故は身近な所に潜んでいるぞ!
道路交通法では、歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道に近づいたら、その手前で停止できるような速度で進行しなければならない。
――などといった、ライダーやドライバーとして当たり前のように思えることも、改めて動画で振り返ってみると、自らの運転に怪しい部分があったことに気付くこともあるかもしれない。
いわゆる反則講習や教習所で鑑賞するビデオに似通った感じもあって、特に今回の動画のように「(字幕編)」となっているだけに、ナレーションを文字に起こすとシュールに思える部分もあるが、今一度自分の運転を見直すためには有用だ。
8月13日に公開されたのは、『【警察庁】道路に潜む危険あなたは気づいていますか?』と題した動画×3本。自動車運転者編、自転車運転者編、歩行者偏があって、バイク運転者編はまだないようだが、それでもライダーとして応用できるところはあるし、逆に“見落とされる側”としてのバイクに思い至ることもあるはずだ。
バイク乗りが再び増え始めた今だからこそ!
2020年からのコロナ禍で、密を避けることができる交通手段としてバイクが再び注目されはじめ、リターンライダーや新規のライダーも増えてきている。特にリターンライダーにとっては、その昔に習った交通ルールの基本をもう一度しっかりと思い出すことにつながり、またベテランライダーにとっても、ミスをしがちな運転者が二輪/四輪/自転車を問わず増加傾向にあることを思えば、自分と他人を守るすべを再認識できる機会になるだろう。
自動車運転者編では、「見通しの悪い交差点に潜む危険」や「夜間運転に潜む危険」、「ながら運転の危険性」をフィーチャー。これは直接的にライダーにも参考になる部分があるほか、自転車運転者編と歩行者編を観ることも、注意散漫な自転車や歩行者が“何を見落として走っているか”の参考になる。
これらに加え、『鷹の爪団のサイバー犯罪撲滅大作戦』など、比較的フランクな雰囲気のものも。1分程度のショート動画もあるので、気軽に鑑賞してみてほしい。
願わくば、バイク運転者編もあるといいんじゃないかと思う。警察庁さん、ぜひお願いします!
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