
愛車のサスペンションが硬いのか、柔らかいのか気になります。サスの硬さは押しただけではわかりません。どこで硬い柔らかいを知ることができますか?
●文:ライドハイ編集部(根本健) ●写真:本田技研工業、CARROZZERIA JAPAN Co., Ltd.
A.跨がって体重で数センチしか沈まないと「硬い」、1/3ほど沈むなら「適正」で柔らかいのとは違います
サスペンションは、「硬い/柔らかい」で表現すると誤解されるケースが多く、今回はそこからご説明しましょう。
まずサスペンションとは、乗るライダーのキャリアや好みで、評価というか印象や扱いやすいか否かについてまで、感じ方が違うモノだと思います。
ただワインディングなどでコーナリングしている間が最も楽しく、常に最優先するライダーであればという前提で、何が「適正」かをご説明します。
この大前提で申し上げると、基本的に市販状態の、つまり工場出荷状態のスポーツバイクのサスペンションは硬過ぎます。
ほとんどのビッグバイクが、皆さんが日本国内で使用する条件より遥かにハードなシーンを前提にしているからなのです。
欧米の我々より大柄で重いライダーが、しかもタンデムで高速道路のカーブを日本の倍もの速度で駆け抜けるとき、路面からの衝撃をきっかけに、バイクが上下動を繰り返しはじめたら危険に思いますよネ。
そんなコントロールできない状態に陥ったら、これは訴訟ネタです。企業としてこれはあってはならないコトで、そのために滅多なことではフワつかないサスに設定されているのです。
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