
バイクで走っている最中にはあんまり関係ないかもしれないが、停車したときに気になるのは足着き性。安心して支えられることは、初心者だけでなくベテランでもミスを減らすことにつながるからだ。じゃあ、シート高の数値をアテにして愛車を選べばいいのかというと……。
じつは数値以外にも見るべきところがある
今やバイクを買う際に最も注目される数値と言える「シート高」を、125cc以下クラスを除いてジャンル別に低い順から並べるランキングを作成してみた。足着き性を大きく左右する寸法だが、シート形状や車体幅など、足着き性に影響するポイントは他にも多数ある。最終的には跨ってみないと分からないというのが正直なところだ。。
そう、シート高が足着き性を左右するのは確かなのだが、ただ低ければいい……というわけでもない。足を下ろす部分の車体幅が広いと、太ももが左右に押し広げられ、シートの高い車両より足着きが悪いこともあるし(上の図参照)、地面に下ろした足とステップが干渉する場合も同様。たとえば大人気のホンダGB350なども、サイドカバーの張り出しがやや大きく、800mmという数値からイメージするよりも、わずかではあるが足着き性がスポイルされる傾向にある。
本当の足着き性の良さとは“足の下ろしやすさ”が決めるのだ。というわけで、ランキングはあくまでも参考と捉えてほしい。
大型スーパースポーツ
大型スポーツツアラー
大型ネイキッド
大型ヘリテイジ
250ccクラス
400ccクラス
大型アドベンチャー
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