
●文:谷田貝洋暁 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:インディアンモーターサイクル
フラットトラックレーサー由来のフロント19インチホイールの車体に、12.0kg-m/5900rpmという強烈トルクを発生させる1203cc水冷エンジンを搭載。加えて853mmのシート高に大柄な車体と、個性の塊のようなコンポーネントだが、走行フィーリングも見た目どおり強烈でパワフル&マッシブ。最上位機種のFTRカーボンは、カーボン外装はもちろん、フレーム塗装など上級仕様にふさわしいスペシャルな装いだ。
【’21 INDIAN FTR CARBON】■水冷4ストV 型2気筒DOHC4バルブ 1203cc 123ps/8250rpm 12.0kg-m/5900rpm ■車重235kg(装備) ●色:赤×黒 ●価格:248万8000円~
【ライディングポジション&足着き性】853mmのシート高はちょっと腰高な印象で、足つきは両足を着こうとすると7〜8cmほど踵が浮く。その分上半身のアイポイントは高くなるのがフラットトラックスタイル。[身長172cm/体重75kg]
1203ccのVツインエンジンは最大トルク12.0kg-mを低めの5900rpmで発揮する野太い加速が持ち味。モード切り替えやトラクションコントロールも備えている。
その名の通りタンクカバーやヘッドライトハウジングなどにカーボンパーツを多用。いわばFTRシリーズ最上級仕様だ。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
FTR1200シリーズ FTR1200/S/カーボン/ラリー:レーサー譲りの豪快トラッカー 米国フラットトラック選手権で活躍するFTR750で培った技術を注入した「FTR」シリーズ。心臓部はスカウトの[…]
アメ車感? トラディショナルスポーツ? アメリカンスポーツ――。僕の中でのインディアン のFTR1200シリーズのカテゴリーだ。カテゴリーと言いつつも今のところ市販車で当てはまるのはFTR1200シリ[…]
アメリカ最古のメーカーが、ワイルドな感性のスポーツ性で甦る インディアンのルーツを辿れば1901年。アメリカ最古のメーカーだ。ライバルのハーレーも長い歴史の中で大きく浮き沈みしてきたが、インディアンは[…]
オフロードヴィークルやスノーモービル、スノーバイクなどパワースポーツで実績のあるポラリスだが、インディアンモーターサイクルでも2017年に全米フラットトラック選手権に復帰参戦すると、'19年シーズンま[…]
創業1901年、アメリカ最古参のバイクメーカー「Indian motorcycle(インディアンモーターサイクル)」。1920年に初代モデルが誕生した「SCOUT(スカウト)」は、30年代に運動性能を[…]
最新の記事
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 3色ラインナップ化! ホンダ「CT125ハンターカブ」歴代カラー大図鑑【2022年モデル】
- 1
- 2