
HJCヘルメットから、街乗り/林道ツーリング/オフロードコース走行と、旅や遊び方のスタイルに合わせて選べる3モデルがリリースされた。HJCと言えば、軽くてお財布に優しい価格設定ながら、SG/JIS規格も取得している優良ブランド。”普段はオン走行ばかりだけどオフも始めてみたい”ライダーにピッタリな、ニューモデル3種の特徴や装備をチェックした!!
●取材協力: アールエスタイチ
旅のスタイルに合わせて3タイプから選べるHJCヘルメット
アールエスタイチが日本正規代理店として取り扱うHJCヘルメットブランドは、’71年の創立以来、オートバイ用ヘルメット専用メーカーとして展開し、’92年にはアメリカナンバー1ヘルメットブランドにまで発展した。そのHJCが、林道ツーリングから街乗りまでスタイルに合わせて選びたい最新モデルを3タイプリリースした。
DS-X1 グラビティ
「DS-X1 グラビティ」は今人気のシールドタイプで、 効率のベンチレーション機能を搭載。口元のエアインテークが走行風を効率よく取り込むので息苦しさがなく、シールドの曇りも軽減してくれる。それでいてチンカーテンが不快な風の巻き込みを防ぐので、走行中の騒音も低減する。インカムのスピーカー音もクリアに聞こえ、スピーカー収納スペースを設置することでスピーカーによる耳の窮屈さもないので、ロングツーリングでも快適な被り心地だ。
【HJC HELMETS DS-X1 GRAVITY】●規格:SG JIS ●素材:ポリカーボネート ●カラー:ブルー レッド ●サイズ:S M L XL ●重量:1575g(Lサイズ) ●価格:2万1780円
【左】ベンチレーションはアイポート上部、チンガードに配置。すべてシャッター装備。走行風を効率よく取り入れ、シールドの曇りを軽減する。【中】背面にはエアアウトレットを配置し、ヘルメット内の熱気を効率よく排出する。【右】風の巻き込みや風切り音を軽減するチンカーテンを標準装備。
スピーカー収納スペースを設置し、インカム使用時にも快適な被り心地を実現している。また、インカム設置場所に迷うことなく、安定した聴き心地と音のクリアさを確保。
つねに快適なフィット感を提供してくれる速乾性素材の内装は、楽に着脱でき、すべて洗濯が可能だ。
i30ソリッド
ニューモデルとなるジェットタイプの「i30ソリッド」。歪みの少ないクリアな視界と軽い被り心地が特徴だ。さらにスモークレンズのインナーバイザーも装備する。プレーンなシルエットは車種を問わず、さまざまシーンで使い勝手がいい。
【HJC HELMETS i30 SOLID】●規格:SG JIS ●素材:ポリカーボネート ●カラー:グレー パールホワイト セミフラットブラック ブラック ●サイズ:S M L XL ●重量:1600g(Lサイズ) ●価格:1万9800円
【左】ヘルメット左側のスイッチをスライドすると、日光による眩しさを軽減してくれるインナーバイザーが出てくる。【右】ヘルメット内の熱気を効果的に排出するダクトを装備する。
i50トナ
「i50トナ」はフィット感がよく軽い被り心地で、林道ツーリングだけでなくオフロードコース走行やレースにも使える。それでいてスピーカー装着スペースを装備するなど、ツーリング時の快適性も兼ね備える。こうした機能を持ちつつ、求めやすい価格設定なのもHJCヘルメットの特徴だ。
【HJC HELMETS i50 TONA】●規格: SG JIS MFJ ●素材:ポリカーボネート ●カラー:オレンジ ブルー レッド ●サイズ:S M L XL ●重量:1545g(Lサイズ) ●価格:2万3650円
側面から背面にかけて設けられたリブ形状により、ゴーグルのバンドを適正な装着位置に導いてくれる。
最新ゲル素材を使用したSLID(Sliding Layer Impact Distribution)が、斜め方向からの衝撃を分散することで、脳へのダメージを軽減してくれる。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
巻頭特集『林道ツーリング入門書』初心者の不安と疑問を解決!! 「初心者のための林道ツーリング入門書」では、林道ツーリングで使いたい装備選びから、あれば林道ツーリングがさらに楽しくなるアイテム紹介、林道[…]
まずはサイズの測り方&正しい被り方から SHOEI VFX-WR:機能とデザインが見事に調和。新基準となった高い完成度 エッジを効かせたデザインを採用したVFX-Wには、ゴーグルの最適な装着位置を見つ[…]
オフロード用ブーツには、大きく分けてモトクロス、エンデューロ、トライアルがある。 モトクロスは速度域が高くジャンプの着地など衝撃も大きいため、インサイドにプラスチックが入るなどプロテクション性と堅牢性[…]
DFG アクシスライディングベルト:"RIDE-FIT"カーブを採用したライディング専用設計サポーター DFG製品は、モータースポーツのためにデザイン/開発されている。サイド部に配置されたメッシュ素材[…]
(前ページより続く) コーナリング中は上りでも下りでも、頭の位置をヘルメット1個分前に出すだけでフロントタイヤに荷重がかかる。滑りにくくなるので、安心してコーナリングできる。その時、胸を進行方向に向け[…]
最新の記事
- 「そんな役目があったとは」「考えずに取り外しちゃった…」ハンドルの端っこに付いている鉄の塊って何のため?
- 「王者の風格」400cc4気筒ウォーズの火付け役:1979カワサキZ400FX【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 【2025年4月版】50cc原付バイクおすすめ12選! クルマの免許でも乗れるカブ系/スクーター/電動バイクを網羅!
- バイクキャンプツーリングに欠かせない“テント”の選び方【自分だけの秘密基地を持ち運ぶ!】
- 待ってるぜ俺達のゼファー/FX! 直4ネオクラシックZ400RS最新情報まとめ【2025年4月版】
- 1
- 2