●まとめ:沼尾宏明
再録・初代ハヤブサ vs ライバルZX-12R:アウトバーンで速度無制限バトル(YM'00年5月号より) ※以降の記事内容は『ヤングマシン』本誌'00年5月号掲載記事を元に再構成されています。表現は基[…]
[’08] +41ccで197psに到達。使い勝手と外観も熟成
’99年にデビューしたスズキ ハヤブサは、’08年に全面変更を受けて第2世代へ進化。エンジンは初代をベースに1299cc→1340ccへ増強し、メッキシリンダーやチタンバルブなど最新技術を惜しみなく投入。最高出力は175ps→197psと22ps増を実現した。フレーム形状はほぼ同様ながら、各部をリニューアルし、ねじれ剛性を10%向上したスイングアームやラジアルキャリパーなどを採用。外観は初代を踏襲しつつ、高級感を向上し、スクリーン高の15mmアップなどで快適性も向上した。
[’13] ブレンボ+ABS獲得。車名が「HAYABUSA」に
’13年モデルでは、フロントブレーキキャリパーを従来のトキコ製からブレンボ製に変更。同時にABSも初めて導入した。リヤは’08時点で対向2ポット→ピンスライドのトキコ製1ポットを採用したが、変わらず。また車名を「ハヤブサ」とした。
[’14] ETC付き197psの国内仕様がデビュー
ここまで逆輸入車が国内に入荷される形だったが、初の国内仕様が登場。車名は「隼(ハヤブサ)」を名乗り、ETC車載器を標準装備した。日欧では’18年型で生産終了。規制が異なる北米では、以降も販売が継続された。
’08年に2代目に進化したハヤブサ。次記事では、『ヤングマシン』’07年12月号に掲載されたライバルZZR1400との比較試乗インプレッションを再録する。
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