
●文:ライドハイ(伊藤康司) ●写真:石村 英治(フォトスペースRS)
“操る悦び”を支えるボディパーツに最新トレンドを投入
2020年、ついに“R”の文字を追加したCBR1000RR-Rがホンダから誕生。「操る悦び=トータルコントロール」というコンセプトを守りつつ、主戦場をサーキットに向けた意欲作だ。そのRR-Rの戦闘力をさらに高めるパーツをマジカルレーシングが製作。
前後フェンダーやアンダートレイといったボディパーツに加え、今回は新登場の「キャリパークーリングエアダクト」がトピックだ。
ブレーキはある程度発熱しないと有効な制動力を発揮しないが、ハードブレーキ等で熱容量がオーバーすると、やはり効きが悪くなりフェードする危険もある。それを抑制するためにブレーキキャリパーやパッドを冷却するのがこのエアダクトで、最近のMotoGPマシンにも装着が増えている。
実際に同社がサポートするライダーのマシンなどに装着し、サーキットで走行テストを重ねて効果を実証。その製品化第1弾がこのCBR1000RR-R用となり、今後も車種専用に開発してラインナップを拡大する予定だ。
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