●文:山下剛 ●写真:SHOEI
SHOEIはMotoGPで培ったノウハウを凝縮したレーシングフルフェイスモデル『X-Fourteen』に新たなグラフィックモデルを追加することを発表した。『X-Fourteen KUJAKU』は4月、『X-Fourteen AERODYNE』は6月発売予定としている。
3色のグラフィックモデル追加で、ますます充実のフラッグシップ
『X-Fourteen』は、SHOEIが持てる安全と快適の技術を総結集させたフラッグシップフルフェイスモデルで、帽体、空力性能、シールド、内装のすべてに最新技術を投入している。現在はソリッド(単色)が5色、グラフィックは13色が揃っているが、新たなグラフィックの投入によりラインナップは全21色となる。
『X-Fourteen KUJAKU(エックス・フォーティーン・クジャク)』は、その名称のとおり孔雀の美しさをモチーフとしたグラフィックで、ヘルメット側面に大きく描かれる羽根が目を引く。『TC-5(ブラック×グレー)』はマットカラーにブルーとグレーの羽根があしらわれ、『TC-10(ホワイト×ブラック)』は、帽体中央部の白に加えてブルーグラデーションの羽根を特徴としている。
『X-Fourteen AERODYNE(エックス・フォーティーン・エアロダイン)』は、立体感のある直線基調のグラフィックを描いた既存モデルだが、『TC-3(イエロー×ブラック)』が新たに加わる(※受注生産)。これによって同モデルは5色が揃い、愛車やウエアとのカラーコーディネートをより楽しめるようになった。
X-Fourteenは、JIS規格はもちろんのことスネル規格にも合格する優れた安全性を持ち、MFJ公認によって国内ロードレースでも着用できる。MotoGP譲りのフラッグシップモデルの安全性と快適性はストリートユースでも大きなアドバンテージとなる。
SHOEI X-Fourteen KUJAKU
【SHOEI X-Fourteen KUJAKU】●価格:8万300円 ●サイズ:XS(53~54cm)、S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、XL(61~62cm)、XXL(63~64cm) ●色:ツヤ消し黒×灰、白×黒 ●規格:JIS、SNELL、MFJ ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:専用布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、CWR-F PINLOCK EVO lens、ロアエアスポイラー、シールド用ステッカー ●発売時期:2021年4月
SHOEI X-Fourteen AERODYNE
【SHOEI X-Fourteen AERODYNE】●価格:8万300円(受注限定販売モデル) ●サイズ:XS(53~54cm)、S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、XL(61~62cm)、XXL(63~64cm) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:専用布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、CWR-F PINLOCK EVO lens、ロアエアスポイラー、シールド用ステッカー ●発売時期:2021年6月
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
シヨウエイ(SHOEI)が誇るレーシングフルフェイスヘルメットのX-Fouteenは、同社のレースサポートから得たノウハウを投入したトップモデル。筆者がバイクの試乗やサーキット走行、時に通勤なども含め[…]
SHOEIはオープンフェイスヘルメット『J-FORCE IV(ジェイ・フォース・フォー)』に2種の新色を、マルク・マルケス選手のレプリカとなる『J-Cruise II MARQUEZ 6(ジェイ・クル[…]
SHOEIは、ロードレース世界選手権MotoGPクラスにレプソルホンダから参戦中のマルク・マルケス選手およびアレックス・マルケス選手と2024年までの4年間の契約更新が合意に至ったと発表した。世界最速[…]
’20年に欧州で発売されて以来、国内導入が待ち望まれていたクラシック風のSHOEIグラムスターがついに登場。細部までこだわり抜いたデザインに快適さを注入した力作だ。さらに単色なら5万円を切[…]
SHOEIは、ネオクラシックやカスタムマシンとの相性に優れるスモールジェットヘルメット『J・O』に新色となるバサルトグレーを追加し、6月に発売を予定している。これにより同モデルの単色バリエーションは全[…]
最新の記事
- 前作発売は1995年!? ダンロップ「スポーツマックスQ-LITE」はTT900GPの後継ハイグリップタイヤ! 全7サイズ発売
- 56RACINGの若武者たちが躍動! 小田喜阿門は全日本ロードの前哨戦に手応え
- スズキ’22カタナ試乗インプレッション【電子制御の進化でさらに走りが上質に】
- ’22最新ヘルメットカタログ〈フルフェイス編 #2〉Xフォーティーン/Z-8/EXゼロ/YF-1Cロルバーン etc.
- ビギナー&リターンライダーが安全安心の基本ライテクを習得〈YRA大人のバイクレッスン〉
- 1
- 2