人数優先/距離優先の2モード搭載

ペアリング不要のインカム「BTメッシュR」試用インプレッション【通信距離が2倍以上に!】

●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:真弓悟史 ●取材協力:ミッドランド

ペアリング不要で最大10人まで通話可能なミッドランドのフラッグシップインカム・BTメッシュシリーズに、距離優先モードを追加した「BTメッシュR」が登場。プライベードグループモードの追加と新たに高性能アンテナを搭載し、通信最大距離が大幅に伸びた点にも注目だ。

[〇] チャンネル割り当てですぐに通話が可能

’19年に発売されたミッドランドのBTメッシュは、独自のメッシュ通信によりペアリング作業を不要とした画期的なインカム。各機が#1〜10までのチャンネル番号をあらかじめ登録しておけば、集合してすぐに通話が始められるのが美点だ。

新発売の「BTメッシュR」は、このメッシュ通信をさらにパワーアップしたもので、プライベートグループという距離優先のモードを新設。全てのBTメッシュRが親機として電波を中継し、無線接続を安定させるというもので、同時通話できるのはパブリックグループモードの最大10人に対して6人となるが、通信距離はBTメッシュの1400mに対して、2倍以上の3kmを公称する。

10名以上のマスツーリングをあまり行わないのであれば、この距離優先モードの方がありがたいという人は多いはず。音質についてはさすがミッドランドで、最新のノイズキャンセルや高性能なハイファイスピーカーによって、相手の声や音楽をクリアに聞くことができる。なお、メッシュ通信しながらバックグラウンドでナビ音声や音楽を聞いたり、スマホの音声認識機能をワンプッシュで呼び出せるなど、多くの機能をBTメッシュから引き継いでいる。

【ミッドランド BTメッシュR】●価格:3万7400円 [写真タップで拡大]

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外観はBTシリーズに共通するが、アンテナのデザインが異なるほか、側面の縁取り(リング)が黒いのは日本のみとなる。連続通話は最大20時間を公称する。

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マイクはフルフェイス用とジェットヘルメット用を、またマウントも粘着シート型とクランプ型を同梱。端子はマイクロUSBタイプBだ。

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インカム詳細設定用PCソフト、またはBTプロセットアプリによって各種設定が可能。なお、従来のBTメッシュもアップデートによりRの新機能が使用可能に。

新設のプライベードグループモードは、それぞれが親機として電波を中継させる新設計アルゴリズムで、3~6台での使用に適する。モード変更はボタン1つで簡単に行える。 [写真タップで拡大]

【ミッドランド BTメッシュR ツインパック】●価格:6万7320円 [写真タップで拡大]

【ツインパックでお得に】シングルを2つ買うより7480円もお得なツインパック。充電ケーブルが二又となる以外、同梱物は共通だ。

[△] グループモード設定がややわずらわしいかも

2種類のモードはグループ内で併用できないので、必ずどちらかのモードに統一して使う必要がある。

[こんな人におすすめ] ロッシも認めたミッドランド。さすがの音質だ。

ヴァレンティーノ・ロッシが主宰するVR46ライダースアカデミーでも使われているミッドランドのインカム。説明書を読みつつチャンネル登録しただけで通話できたので、メッシュ通信の接続性は高いと言える。もちろん他社製品との接続も可能だ。


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