●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:Yoshifumi Shiotani ●取材協力:HDブイモンスター
ハーレーダビッドソンジャパン主催のカスタムコンテストにて、東北で唯一4度の入賞、全国でも1位になった履歴を持つHDブイモンスター(福島県)。豊富な経験と実績でハーレーユーザーからの信頼が厚く、認証工場も完備。車検/修理/カスタム/チューニングなど、ハーレーに関わることなら何でも相談できる。広い駐車場を有し、バイクグループやクルマで訪れるのも歓迎。ツーリングの途中に寄ってみるのもいいだろう。
全国のファンから頼りにされるショップ
ハーレーダビッドソンにこだわり続け、’20年で31周年。信頼と実績を福島県福島市で積み重ねてきたブイモンスターは、車両販売からカスタム&メンテナンスまで全てを満足のいく形でバックアップしてくれる頼りがいのあるハーレー専門店として、東北はもちろん関東など幅広い範囲のVツイン乗りたちから高く支持され、昔からその名を轟かせてきた。
90thユニオンに自らが製作したハーレーを日本から持ち込むなど、ハーレー界では知らぬ者のいない赤間敏行氏(写真右)。国家二輪2級整備士免許を持つサービスマネージャー赤間孝行氏と盤石の構えだ。
ハーレーTステージディーラーやビューエル正規ディーラーといった正規販売網に加入していたこともあり、ハーレーに関することならどんなことも任せられるだろう。30年を超す歴史が培った経験とノウハウは偉大なるもので、ミルウォーキーエイトやツインカムら高年式車はもちろん、ショベル以前にも造詣が深く、全国のファンから頼りにされている。
そしていま好評を博しているのが、インジェクションおよびキャブ車の空燃比チューニング。最新のシャシダイナモにて1台ずつじっくり丁寧に計測調整し、マシンの性能を最大限に引き出してくれる。ノーマル車はもちろん、吸排気カスタムをした場合はぜひやっておきたいところだ。
ガラス張りで白基調が爽やかなショールームは、休日になるとたくさんの常連客が集まってくる。仲間がまだいない初心者も、暖かく迎えてくれる。
車両やパーツが所狭しと並べられ、ショールーム内も見ていて飽きない。車両購入やカスタムの相談に親身にのってくれ、ビギナーも安心して来店できる。
サービスファクトリーではショベルなどのオールドハーレーも高年式車と別け隔てなく、高い技術力で確実にベストコンディションに整備されていく。熟練工の技だ。
高年式車の横でビンテージハーレーも平然とメンテナンスされる。ハーレーなら新旧問わず任せられるブイモンスターなら日常の光景であり、どちらのオーナーも深く付き合える。
エンジンOHやカム交換などユーザーの要望に合わせてチューニング。ヴィンテージから最新モデルまで、ハーレーのことなら何でも安心して任せられる。
ブイモンスターの人気メニューがインジェクションチューニング。最新のシャシダイナモにて念入りに計測調整し、本来持っている性能をフルに発揮させてくれる。
コンテストで輝かしい成績を収めたことでも実証する通り、カスタムセンスにも定評がある。年式やジャンルを問わず、オーダーを受け付けている。
ユーザーが困ったときはロードサービスが出動するが、名物ともなっているのがコチラFORD Super Duty F-350。フルサイズボディのピックアップトラックは、ここ日本では大きすぎやしないかと心配になるが、赤間氏親子は平然と運転し、しかも積み込みは全自動! まるでアメリカ、スケールがでかい!!
Vモンスターのインジェクションチューニングで大満足!!
取材に訪れた日もたくさんの常連客が店舗に足を運んでいたが、みなチューニングをしてもらったオーナーさんたちばかり。「力強くなった」「サウンドの迫力が増した」「加速が鋭い」「スロットルレスポンスがいい」と、みな口を揃えていた。
【Sさん:’14 XL883N アイアン883】女性ライダー要チェックの爽やかイケメンがいらっしゃいました! アイアン883は吸排気系が見直され、FIチューニングによってサウンドが格段に良くなったとのこと。
【Sさん:’17 FLSS ソフテイルスリムS】FIチューニングによって、Sシリーズならではのツインカム110のポテンシャルを余すことなく発揮。それにしてもスリムSにスプリンガーを組み合わせるとは、恐れ入りました。
【Aさん:’14 FXDC スーパーグライドカスタム】高速道路もがんがん飛ばしていくっていうのがクラブスタイル。追い越しでモタついていたら話になりませんが、FIチューニングでレスポンス鋭くグイグイ加速だ。
【Jさん:’15FXSB ブレイクアウト】心臓部をS&S110ciとし、エアクリはセレクテッド、マフラーはBSL製とショーレベルのブレイクアウト。セッティングばっちりなのは、FIチューニングのおかげだ。
【Yさん:’16 XL1200CX ロードスター】軽快なカフェレーサースタイルで、見事に仕上がった。吸排気はもちろん、リアショックはHYPER PROに。アグレッシブな走りを追求していることがわかる。
【Rさん:’07 VRSDX ナイトロッドスペシャル】みんなと違うのがよかったと、近未来的なフォルムに惹かれたナイトロッドスペシャルをチョイス。正直チョット乗りにくいが、それも個性。カスタムセンスが光る。
【Kさん:’09 XL1200L スポーツスター1200ロー&ROADHOPPER Type2i】ロードホッパーの販売最終年に「どうしても欲しい」とブイモンスターにオーダーし、タイプ2iの新車を入手! 1200ローと2台持ちし、ツーリングはスポーツスターで。
【Kさん:’16 FXDLSローライダーS】この日はローライダーSで登場ですが、ウルトラやスポーツスターなど、ハーレーばかり所有車は合計5台! 用途によって使い分けているんだとか。全車FIチューニング済み。
【Yさん:’80FXWG】ワイドグライドショベルワイドグライドのこのカスタム、COOLS佐藤秀光氏のチョッパーそのものじゃないですかっ! 聞けば、そっくりそのまま赤間氏が製作したとのこと。本物アリ!?
「80‐80」=ハーレー! こんなラッキーすぎるナンバープレートを付けている人は、どなたでしょうか? 答えはぜひ、ブイモンスターでお確かめを。運が良ければ会えるかも!!
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