●文:ヤングマシン編集部「マツ」
八重洲出版が運営する2輪WEBサイト「モーサイ」。母体は1951年(昭和26年)創刊の老舗バイク雑誌「モーターサイクリスト」なだけに、歴史的な資料や情報、良質なインタビュー記事など、地に足の着いた“読ませる”コンテンツが満載されている。つまりは四六時中「スクープだ!」「最高速アタックだ!」と浮足立っているヤングマシンとは真逆のメディアなのだが、あまりにも真逆すぎるだけに“じゃあ、一緒にやってもいいんじゃないの?”って話になりまして……
タッグを組んでも共食いにならない
先日「RIDE HI」誌とも同様のコラボを始めたばかりだが、今回も考えていることはほぼ同じ。歴史モノや旧車(八重洲出版のアーカイブはおそらく業界一)に絶対的な強みを持つモーサイと、「2輪メディアの東スポ」「バイク業界のムー」(←共に褒め言葉だと捉えてます!)の異名を取るヤングマシンでは、そもそも立ち位置が違いすぎてカニバる恐れが全くないのだ。であればWEB全盛のこの時代、一緒にやることはお互いにとってメリットしかない。
更に言うと、前回のコラボを画策した編集部員「ヨ」が、RIDE HIの根本健さんや小川勤さんと繋がりがあったのと同様、これを書いている「マツ」は、実はもともと八重洲出版の出身。モーサイの上野茂岐編集長は当時の同僚であり、腹を割って話せる関係が今も続いている。今後の2輪メディアは会社の枠組みに囚われず、繋がる部分は繋がっていったほうが絶対にオモシロイ……という考えも、相違する部分はほとんどなかった。
ということでモーサイとのコラボレーションは、週に数本、WEB上で記事を共有する形でまずはスタートします。同様のスタイルで始めたRIDE HIとは予想以上にいい相乗効果が出ているので、モーサイとの協業も楽しみでしかない。上野編集長も同様のようで、さっそく共有記事のリストを送ってきてくれたのだが……。いやホント、こういう記事、今となっては八重洲さんしか作れませんって(嬉)。というわけで、モーサイ✕ヤングマシンの異色コラボにもご期待ください!
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