カワサキは、2018年&2019年のベストセラーに輝いた大人気モデル「Z900RS」に2021年モデルとして新色を設定。黒ベースに水平の銀ラインを引いたニューカラーは、2005年のゼファーシリーズを思い起こさせる。従来色のキャンディトーングリーン(イエロータイガー)は継続。
その手があったか! 往年のカラーリングをオマージュ
カワサキはZ900RSのニューカラーを発表。黒ベースに銀の水平ストライプを引いたグラフィックは落ち着きの中に走りのよさをイメージさせるもの。これにはおそらくモチーフがある。2000年代のゼファーシリーズ(χ/750/1100)は、ベースカラーに水平ストライプというグラフィックを多く採用しており、その中で2005年モデルが黒×銀の組み合わせだった。
じつはゼファーシリーズには青ベースにゴールドライン、ブラウンベースにゴールドラインといった組み合わせもあり、今後もZ900RSのモチーフカラーとして似たカラーリングがラインナップされていく可能性もあるだろう。
Z900RSは2018年モデルとして最初に登場して以来、日本の大型バイクカテゴリー(401cc以上)で2018年、2019年と2年連続トップセラーに輝いている大人気車種。もちろん今年度も引き続きセールスは好調だ。クラシカルなスタイルに現代の性能と信頼性を融合し、滑らかかつ味わいのあるフィーリングの4気筒エンジンや自然なハンドリングでファンの心をわしづかみに。往年のZ1を思わせるスタイリングは、当時のファンと新たなファンの両方に指示されている。
2021年の主な変更点はカラー&グラフィックの変更のみ。従来の黒(メタリックディアブロブラック)が廃止となり、キャンディトーングリーン(いわゆるイエロータイガーがモチーフ)は継続色に。新色のエボニーと2色のラインナップとなる。価格は据え置きの135万3000円、発売日は2020年11月1日。
参考:2005年モデルのゼファーχ(400)
参考:2005年モデルのゼファー750
参考:2005年モデルのゼファー1100
KAWASAKI Z900RS[2021 model]
【KAWASAKI Z900RS[2021 model]】主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高800(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:135万3000円 ●色:黒、緑×黄 ●発売日:2020年11月1日
KAWASAKI Z900RS[2021 model]エボニー(BK2)
KAWASAKI Z900RS[2021 model]エボニー(BK2)
KAWASAKI Z900RS[2021 model]エボニー(BK2)
KAWASAKI Z900RS[2021 model]キャンディトーングリーン(GN1)※継続色
KAWASAKI Z900RS[2021 model]キャンディトーングリーン(GN1)※継続色
KAWASAKI Z900RS[2021 model]キャンディトーングリーン(GN1)※継続色
●情報提供:カワサキモータースジャパン ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ニューモデル発表ラッシュを迎える秋を控え、早出しの2020年モデルが正式発表! ここでは快進撃を続けるベストセラーのZ900RSの2020モデル情報をお届けしよう。 初代の火の玉カラーに続くのは’74[…]
Z900RSをZ1やZ1000MkII、KR1000など往年の名車スタイルに変身させ、大きな反響を呼んでいるドレミコレクション。中止となった'20年東京モーターサイクルショーでも、GPZ900Rニンジ[…]
2018年の東京モーターサイクルショーに、「角Z」と呼ばれるZ1000Mk.IIスタイル外装を載せたZ900RSを出品して話題をさらった岡山のドレミコレクション(以下ドレミ)が、2年ぶりに新作を公開![…]
メーカーメイドのカフェレーサーとして元祖的な存在のZ1-Rは、今でも空冷Zで高い人気を誇る1台。1978年の登場はZ1000MkIIよりも1年早く、角Zの元祖としても歴史に残るモデル。そして、国産車で[…]
ミラノショーのヨシムラブースには、注目の新型カタナとともにもう1台のカスタムバイクが展示された。それがこのZ900RSというわけだが、カラーリングは欧州で標準ラインナップされるノーマルカラーのままで、[…]
最新の記事
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 3色ラインナップ化! ホンダ「CT125ハンターカブ」歴代カラー大図鑑【2022年モデル】
- 【受注限定】SHOEI「グラムスター」に新色モスグリーン! 5月発売で全5色展開に
- 1
- 2