東京モーターサイクルショー協会は、2021年に開催を予定していた「第48回東京モーターサイクルショー」について2020年と同様に開催中止を決定したと発表した。コロナ禍による感染リスクの状況が予測できないことからとしている。
来場者や出展関係者の健康と安全面を第一に考えた結果
東京モーターサイクルショー協会は、2020年に続き2021年に開催予定だった「第48回東京モーターサイクルショー」の開催中止を決定した。新型コロナウイルスの感染収束の兆しが未だ見えず、2021年春期においても感染リスクがなくなることが予測できないことなどから、来場者および出展関係者の健康や安全面を第一に考えた結果の決定となる。
東京モーターサイクルショーは「見て、触って、体感する」をテーマとして企画されるイベントだけに、中止の判断もやむを得ないところだが、ニューモデルを一気に目にする機会を提供してくれるイベントはとても貴重なだけに残念だ。ただ、この時期での中止決定は出展関係者の準備負担を軽減することにもなるので、クレバーな判断といえる。
今後は、新型コロナウイルス感染症の収束状況を窺いながら、次回2022年の開催を目指すとしている。
●情報提供:東京モーターサイクルショー協会 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
6月18日配信の記事でお知らせしたように、2020年10月に独ケルンで開催予定だったインターモト(INTERMOT)が中止となり、これに続いて伊ミラノで11月に開催予定だった第78回EICMAも延期([…]
インターモトを主宰するケルンメッセからプレスリリースが届いた。タイトルは「インターモト2020の休止」というものだ。古くはミュンヘンで行われていたこともあるドイツの伝統的なモーターサイクルショーである[…]
イタリアで突如発表された2electionの「EMULA コンセプト」は、その名の通りエミュレーション技術(疑似的な手段で模倣して代替動作させること)を生かした、電動バイクならではの新しいアイデアに満[…]
その名も「スマートエンジン」は、CT125ハンターカブよりもロングストローク タイホンダは「スーパーカブ110」の新型を発表。「オールニュー」と銘打たれたスーパーカブ110は「Find Your Or[…]
新しいのにどこか懐かしい、ブラウン×ブラックのツートーン カワサキインドネシアが新たにラインナップに加えたZ900RS/Z900RSカフェのニューカラーは、どちらも落ち着いた色合いが特徴だ。インドネシ[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」