レースでも高い戦闘力を発揮

ロトボックスの超軽量カーボンホイール「バレット」最新作が日本上陸

  • 2020/8/17
ロトボックスの超軽量カーボンホイール「バレット」最新作が日本上陸

重さはなんと純正の約半分。YARTとの共同開発も敢行

軽いホイールはバネ下重量を減らし、軽快なハンドリングに寄与する重要カスタムパーツ。アルミ製はもちろん、マグネシウム鍛造より圧倒的な軽さを誇るのがカーボン製だ。スロベニア発のロトボックスは、世界的に評判の高いカーボンホイールメーカーで、いよいよ日本に本格上陸を開始する。

【ROTOBOX BULLET】●適合機種:国産4社 海外9社の約80機種 ●価格:[フロント3.5×17]23万1000円 [リヤ6.0×17]31万3500円(片持ち用は33万8800円)

’20最新作の「バレット」は、カーボンホイールでは不可能とされていた薄型スポークが特徴。まるで金属製ホイールのように細いスポークを独自技術で実現した。その秘訣がチョップドカーボン。軍事用に開発された特殊な炭素繊維糸を高密度鍛造プロセスで成型し、薄肉&コンパクト化に成功した。これにリムの織りカーボンを組み合わせ、モノコックでシームレスに焼き上げることで、高い強度も獲得している。

その軽さたるや、まさに驚愕モノ。パニガーレV4用の場合、フロントはわずか2.72kg、リヤは2.8kgに過ぎない。純正ホイールに比べ、40~50%もの劇的な軽量化が可能だ。対応車種も豊富で、歴代SSを網羅するほか、ネイキッド向けも選べる。

表面は、特殊なUV保護クリアコーティングによりカーボンの天敵である紫外線から保護してくれる。エアバルブはアルミ製で、使いやすいL型90度タイプ。装着すると見えない内側に、タイヤとのズレを防ぐノンスリップ加工を施すなど細部まで堅実な造りだ。

開発は、世界耐久で有名な欧州ヤマハのレーシングチームYARTらと行い、多くのテストを実施。国内安全規格のJWLもパスしている。値は張るが、圧倒的な軽さとレーシーな外観を考えれば、価値は十分あるだろう。

ロトボックスの超軽量カーボンホイール「バレット」最新作が日本上陸

【アルミやマグ並の極細スポークを実現】スポーク部には、軍事用の特殊なチョップドカーボンを採用。ハブの織りカーボンと一体成型することで、アルミやマグネシウムと同様の極細スポークが可能になった。 [写真タップで拡大]

ロトボックスの超軽量カーボンホイール「バレット」最新作が日本上陸

リムの側面に2.5mmのステンレス鋼線をインサート。衝撃がかかりやすい部分の強度を大幅に向上させている。リムの内側部分にはザラザラしたノンスリップ施工を施し、タイヤのズレを防ぐ。 [写真タップで拡大]

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ハブは高品質のA7075 T6アルミ合金からCNC加工で製作。車種専用設計のため、純正ディスクが使用でき、交換しやすい。 [写真タップで拡大]

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耐久レースのスペシャリストであるYARTや、モト2の有力チーム・SAGと共に開発。レースでも高い戦闘力を発揮する。 [写真タップで拡大]

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【デザインは他に2種】空力を考慮した5本の中空スポーク仕様も用意。RBX2はスポークが幅広、ブーストは細めでリブが入る。純正比で約40%軽量だ。(左)BOOST:フロント20万9000円〜 リヤ28万500円〜 (右)RBX2:フロント21万7800円〜 リヤ25万8500円〜 [写真タップで拡大]

ロトボックスの超軽量カーボンホイール「バレット」最新作が日本上陸

【カラーオプションも豊富に用意】標準設定はグロス仕様。オプションでツヤ消しも選べる(1万5400~1万9800円増)。さらにカラーコーティングも可能(3万5200円増)。ハブやエアバルブの色まで変えられる。 [写真タップで拡大]

●文:沼尾宏明 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:モトサロン
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