カワサキ エリミネーター:今こそ乗りたい”排除する者”
いち早く和製アメリカンを投入していたカワサキが、’85年にGPz900R譲りの直4を積んだドラッガー「エリミネーター」を世に送り込んだ。Vツインが常識のアメリカンに対し、ヒュンヒュン回る世界最速機の心臓で強烈な個性を放った。ライバルのVMAXが派生モデルを増やさなかったのに対し、750/1000とシリーズ展開したのが特徴。ただし中古車はほぼなく、レアだ。
やはり稀少な750&1000エリミネーター
’85 エリミネーター750
’88 ZL1000
実例物件サンプリング〈エリミネーター〉希少につき価値付けが始まっている
- 相場:65万円前後(約60~68万円)
- タマ数:極少
シリーズを通して数は少ない。たまにあるのは750と900だが、ともに2年で殿堂入りしたため、タマは極少。しかも唯我独尊の個性とあって相場は上昇傾向だ。ピンときたら絶滅する前に早めの保護が吉。
サンプル:ナナハンの方がやや安い
グーバイクの検索にヒットするエリミネーター900はわずか2台。750は4台が流通中で、900の方がレア。
●文:田宮徹 ●販売車両画像提供:グーバイク ●取材協力:グーバイクおよび各バイクショップ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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