
【野崎史高(のざき・ふみたか)選手】’19年全日本トライアル選手権の最高峰クラス・IAスーパークラスで2位を獲得。Team FwO with YAMALUBEで参戦中だ。
山に行こうと思わせるバイク
全日本トライアル選手権の最高峰・IAスーパークラスで、’19年2位を獲得した野崎史高選手がプロデュースしたセロー250が、アンフィニグループから発売された。自身の愛車セローと同様に、レースで使用&レースフィードバックされたZETAやアベ精工などのこだわりのパーツが多数装備されている。
野崎選手曰く、「林道や山に入っても安心して走れます。立って乗るのにもいいポジションで、上から見る景色もいいですよ(笑)。よりタイヤの接地感を感じられるポジションなので、必然的にできる技も違ってきます。見た目にもこだわって、”やる気スイッチ”が入る仕様になっています」とのこと。エンジンも野崎選手のスパイスが効いた仕様になっている。このポジションならオフロードはもちろんワインディングロードも楽しそうだ。
【’20 YAMAHA SEROW250 FINAL EDITION FUMITAKA NOZAKI SPECIAL】●価格:70万4000円 ※通常はノーマルタイヤだが、オプションで野崎選手使用タイヤもチョイス可
(左)ノーマルのセローとの違いが一目瞭然なのがポジション。より立ちやすく、山に入っても安心して走れるポジションだ。(右)左は野崎選手所有のセロー250。ほぼ同スタイルだ。
ノーマルと違い、供回り式のZETAのエンドキャップ。転んでも泥が入らないので、スロットルが回らなくなることはない。
随所にZETAのアルミパーツが多用され、軽量化はもちろん、乗る気を誘うようなドレスアップにもなっている。
(左)アベ精工のアルミ削り出しのスネイルカム。ピッチがより細かく、微妙なチェーン調整が可能だ。(右)ステップ上で足裏を移動させ重心の移動がしやすい、アベ精工のアルミ製ワイドステップ。
専用ステッカーも貼られている。

【トリッカーの特別仕様車もアリ】Team FwO with YAMALUBEの監督であり、ロードレースやトライアルで全日本チャンピオンに輝いた実績を持つ大月信和氏監修製作のトリッカー「Lムーン」。前後ホイール径(F:21/R:18インチ)やシートも変更。野崎選手も製作に加わっている。気軽にトライアルごっこが楽しめるバイクだ。●価格:63万1400円
【アンフィニグループ】YSP千住、YSP墨田、YSP京葉、YSP船橋、YSPつくば、YSP福島を展開するグループ。Team FwO with YAMALUBEをサポートしている。
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