大排気量化が進むクルーザーモデル

’20新車バイク総覧〈大型クルーザー|外国車〉トライアンフ BMW ドゥカティ

  • 2020/5/25
'20新車バイク総覧〈大型クルーザー|外国車〉トライアンフ、ドゥカティ、BMW

リラックスした乗車姿勢とロングホイールベースによる直進安定性を誇り、悠々と旅ができるクルーザーモデル。ラストはトライアンフ、BMW、ドゥカティのラインナップを紹介する。■トライアンフ ロケット3R|ボンネビルボバー/ブラック/TFC |ボンネビル スピードマスター ■BMW コンセプト R18 シリーズ|K1600B/グランドアメリカ ■ドゥカティ Xディアベル/S|ディアベル1260/S

●文:沼尾宏明、中村友彦、田宮徹

トライアンフ ロケット3R:手懐けられる量産最大2500cc

従来型の2294ccから一気に2458ccへと拡大されたビッグトリプルは、ボアを拡大しつつストロークを縮小(101.6×94.3mm→110.2×85.9mm)。ギヤボックスの5→6段化など内部パーツも一新。このエンジンを縦置きする車体はフレームのアルミ化などで40kg以上も軽量化され、意外なほどの乗りやすさやコーナリング能力に貢献。2.5Lのトルク感や加速は圧倒的だが、低回転では従順で扱いやすい面も持つ。

トライアンフ ロケット3R

【TRIUMPH ROCKET 3R】■水冷4スト並列3気筒DOHC 2458cc 167ps/6000rpm 22.5kg-m/4000rpm ■318kg シート高773mm 18L ■タイヤF=150/80R17 R=240/50R16 ●価格:265万3000円

トライアンフ ロケット3R

トライアンフ ボンネビルボバー/ブラック/TFC:意表を突くデザインのネオクラ改ボバー

シート下にリヤショックを隠すリジッド風フレームに、低中速寄りのチューニングとした1200ccエンジンを搭載。STDは前19/後16インチだが、ブラックは前輪をファットな16インチとし各部をブラックアウト。TFC(写真)は専用チューンエンジンや高級&軽量パーツ満載の750台限定車。

トライアンフ ボンネビルボバー/ブラック/TFC

【TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER/BLACK/TFC】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 1200cc 87ps 11.2kg-m ■9L ●価格:165万3900円/178万9100円/238万9000円 ※写真および諸元はTFC

トライアンフ ボンネビル スピードマスター:ボバーに後席と実用性をプラス

前後16インチのボバーブラックシャシーを基に、フォワードコントロール化や手前に引いたハンドルなどでクルーザー力を強化。シートも後席を追加した上で前席を肉厚化する。ヘッドライトやエンブレムは古風だが、トラクションコントロールやライディングモードなど最新デバイスを備えるのはボバー全車に共通だ。

トライアンフ ボンネビル スピードマスター

【TRIUMPH BONNEVILLE SPEEDMASTER】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 1200cc 77ps 10.8kg-m ■245.5kg シート高705mm 12L ●価格:178万9100円

BMW R18/ファーストエディション:1800ccのフラットツイン車、正式発表!

新開発の1800cc空冷フラットツインを搭載したBMW久々のクルーザー。OHVを採用し、’50~60年代のR50/69系のように、シリンダー(この巨大さも特徴)の上にプッシュロッドが露出する。クラシックな「R18」と期間限定の「ファーストエディション」が発表されたが、モダンな「R18/2」も公開済みで、カウル付き機種も存在する模様。

BMW R18

【’20 BMW R18/FIRST EDITION】■全長2440 全幅964 全高1232 軸距1731 シート高690(各mm) 車重345kg(装備) ■空油冷4ストローク水平対向2気筒OHV 1802cc 91ps/4750rpm 16.1kg-m/3000rpm 変速機6段 燃料タンク容量16L ■キャスター32.7°/トレール150mm ブレーキF=φ300mmWディスク+4ポットキャリパー R=φ300mmシングルディスク+4ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70R19 R=180/65R16 ●色:黒 ●価格:STD=254万7000円/ファースト・エディション=297万6500円

BMW コンセプト R18/2

モダンなドラッガースタイルの「R18/2」も公開済み。

BMW K1600B/グランドアメリカ:伝家の宝刀シルキー6を抱く超高速機

K1600GT系のリヤまわりをバガー風の尻下がりデザインに改めたモデル。そのため走行性能はGT系と変わらず高レベルで、アルミフレームに現行機種唯一の並列6気筒エンジンを搭載、160psを発揮する。グランドアメリカはK1600Bにトップケースなどを追加したモデル。

BMW K1600B/グライドアメリカ

【BMW K1600B/GRAND AMERICA】■水冷4スト並列6気筒4 バルブ 1648cc 160ps 17.8kg-m ■350kg シート高750mm 26.5L ●価格:356万2000円~/366万5000円 ※諸元はB

ドゥカティ Xディアベル/S:低速でも楽しめる稀有なドゥカティ

30度のキャスター角、1615mmのロングホイールベース、フォワードコントロールなどを持つドゥカティ初のクルーザーモデル。低速域でリラックスして楽しめる「ロースピード・エキサイトメント」を謳うが、152psのDVTエンジンで豪快な走りも可。「S」はブルートゥース機能などを持つ上位機種。

ドゥカティ Xディアベル/S

【DUCATI X DIAVEL/S】■水冷4ストL型2気筒DOHC4バルブ 1262cc 152ps 12.8kg-m ■247kg シート高755mm 18L ●価格:244万円/283万7000円 ※諸元はSTD

ドゥカティ ディアベル1260/S:某国産ビッグNKのような乗りやすさ

高性能クルーザーの元祖的存在。現行の2代目はXディアベルがベースで、1262ccエンジンや車体の基本を踏襲しつつ、エンジン位置の40mm後退、スイングアーム56mm短縮などで独自の操縦性を得る。圧倒的なトルク感とスポーツNKとしても通用する乗りやすさが自慢だ。Sは豪華装備の上級版。

ドゥカティ ディアベル1260/S

【DUCATI DIAVEL 1260/S】■水冷4ストL型2気筒DOHC4バルブ 1262cc 159ps 13.2kg-m ■244kg シート高780mm 17L ●価格:236万5000円/275万5000円 ※諸元はS

関連するアーカイブ

最新の記事

固定ページ:

1

2

※本記事の内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。