大排気量化が進むクルーザーモデル

’20新車バイク総覧〈大型クルーザー|外国車〉トライアンフ BMW ドゥカティ

リラックスした乗車姿勢とロングホイールベースによる直進安定性を誇り、悠々と旅ができるクルーザーモデル。ラストはトライアンフ、BMW、ドゥカティのラインナップを紹介する。■トライアンフ ロケット3R|ボンネビルボバー/ブラック/TFC |ボンネビル スピードマスター ■BMW コンセプト R18 シリーズ|K1600B/グランドアメリカ ■ドゥカティ Xディアベル/S|ディアベル1260/S


●文:沼尾宏明、中村友彦、田宮徹 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

シート下にリヤショックを隠すリジッド風フレームに、低中速寄りのチューニングとした1200ccエンジンを搭載。STDは前19/後16インチだが、ブラックは前輪をファットな16インチとし各部をブラックアウト。TFC(写真)は専用チューンエンジンや高級&軽量パーツ満載の750台限定車。

【TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER/BLACK/TFC】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 1200cc 87ps 11.2kg-m ■9L ●価格:165万3900円/178万9100円/238万9000円 ※写真および諸元はTFC

トライアンフ ボンネビルボバー/ブラック/TFC:意表を突くデザインのネオクラ改ボバー

新開発の1800cc空冷フラットツインを搭載したBMW久々のクルーザー。OHVを採用し、’50~60年代のR50/69系のように、シリンダー(この巨大さも特徴)の上にプッシュロッドが露出する。クラシックな「R18」と期間限定の「ファーストエディション」が発表されたが、モダンな「R18/2」も公開済みで、カウル付き機種も存在する模様。

【’20 BMW R18/FIRST EDITION】■全長2440 全幅964 全高1232 軸距1731 シート高690(各mm) 車重345kg(装備) ■空油冷4ストローク水平対向2気筒OHV 1802cc 91ps/4750rpm 16.1kg-m/3000rpm 変速機6段 燃料タンク容量16L ■キャスター32.7°/トレール150mm ブレーキF=φ300mmWディスク+4ポットキャリパー R=φ300mmシングルディスク+4ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70R19 R=180/65R16 ●色:黒 ●価格:STD=254万7000円/ファースト・エディション=297万6500円

モダンなドラッガースタイルの「R18/2」も公開済み。

トライアンフ ボンネビル スピードマスター:ボバーに後席と実用性をプラス

30度のキャスター角、1615mmのロングホイールベース、フォワードコントロールなどを持つドゥカティ初のクルーザーモデル。低速域でリラックスして楽しめる「ロースピード・エキサイトメント」を謳うが、152psのDVTエンジンで豪快な走りも可。「S」はブルートゥース機能などを持つ上位機種。

【DUCATI X DIAVEL/S】■水冷4ストL型2気筒DOHC4バルブ 1262cc 152ps 12.8kg-m ■247kg シート高755mm 18L ●価格:244万円/283万7000円 ※諸元はSTD

BMW R18/ファーストエディション:1800ccのフラットツイン車、正式発表!

あなたにおすすめの関連記事