レース用と思われがちなレバーガードだが、実は一般公道も含め様々なシーンでライダーを守ってくれる安心アイテムだと言える。ベビーフェイス製のレバーガードであれば、装着はバーエンドとの組み合わせがお勧め。バーエンドカラーはゴールド、ブラック、シルバー、レッド、ブルー。ステンレス製もある。
●取材協力:ベビーフェイス ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バーエンドとの同時装着で高まる機能と安全性
レバーガードはレースシーンから生まれたアイテムだ。レース中は他車とのギリギリの接近戦はよくあることで、その際、接触などでブレーキレバーへの不意な入力によってフロントタイヤがロックして転倒というトラブルが発生する事がある。突然に起こることのため、とても危険だ。
そのブレーキレバーへの不意な入力を防ぐために生まれたのが、レバーガードだ。
ベビーフェイスは、そのレバーガードをいち早く開発・リリース。発売当初は認知度も低かったが、今や全日本ロードレースや地方ロードレースに及ぶまで数多くの参加マシンに装着されており、装着が義務づけられているレースも多くなっている。
サーキットイメージの強いレバーガードだが、実は一般公道でもライダーの手を守るなど、有効に機能してくれる。その機能を活かすために左側もラインナップしている。
レバーガードのフィッティングには同社製のバーエンドが必要。各車のハンドルにフィッティングできるよう、数種のアダプターで対応している。サイズは長さや太さ違いで5種類あり、アルマイトカラー5色仕上げの軽量アルミ合金製がベースとなる。
さらに、振動を軽減するヘビーウェイトなステンレス合金製や、ジュラコン樹脂とアルミやステンレスの組み合わせたハイブリッドタイプもある。また、大きな振動のバイクに対応したより重量のあるロングインナー・ウエイトタイプもラインナップ。
バーエンドは単独でも装着可能だが、高い安全性と安心感を得るなら、やはりレバーガードとの組み合わせが望ましい。
ZX-10R装着例。レバーガードとバーエンド(30mmロングタイプ)との組み合わせ。レバーガード8580円(税込)〜、バーエンド2500円(税込)〜。
取り付けステーとレバーガードは角度を8段階に調整可能。自分のポジションに合わせてセットできる。
取付ステーは30mmと22mmのバーエンドのサイズに合わせた2種類をラインナップして対応している。
絶妙のアールで操作性と安全性を高めている。
バーエンドLINE UP
22mmバーエンド。アルミ合金とステンレス合金の削り出し。22mmの小径・ショートタイプで、サーキット向け。
33mmロング・バーエンド。アルミ合金とステンレス合金の削り出しで、ネイキッドやツアラーにオススメだ。
33mmショート・バーエンド。アルミ合金とステンレス合金の削り出しで、サーキットからストリートまで幅広く対応。
30mmベリーショート・バーエンド。アルミ合金のみ。出幅の少ないベリーショートタイプで、ミニバイク向け。
35mmハイブリッド・バーエンド。ジュラコン樹脂とアルミ合金、または、ステンレス合金とのハイブリッドタイプ。
数種類のフィッテイングアダプターを用意。様々なメーカーや車種のハンドルバーに幅広く対応する。
あなたにおすすめの関連記事
ツーリングやちょっとした用事で出かけた先で困るのがヘルメットの扱い。ヘルメットホルダーを使えばいいのだけれど、普通に使うには少し使いにくくて…。そんなヘルメットホルダーを使いやすくする便利アイテム「ヘ[…]
2019年、CBR400Rは前年モデルからマイナーチェンジを果たし、ルックスがRR的なシルエットに変更されるとともに、ポジション的にもハンドル位置が低くなった。さらにエンジン特性も見直され、ツインエン[…]
発売以来、好調なセールスを記録するYZFR25。そして2019年、ポテンシャルアップしてマイナーチェンジ。MotoGPマシン・YZR-M1を彷彿とさせるシルエットを持ち、倒立フロントフォークやフル液晶[…]
アルミ削り出しの高精度なバックステップや、レースで転倒時に車体の破損を最小限に食い止める各種スライダーなどで知られるベビーフェイスからは、同社が得意とするパーツ群が登場。新型カタナに“大阪ゴールド”が[…]
カワサキNinja ZX-6Rは、600ccクラスのレースレギュレーションに縛られないことで公道における扱いやすさとサーキットにおける速さを両立したスーパースポーツ。このバイクのパフォーマンスをさらに[…]
最新の記事
- 「俺の嫁に会いに行く」スズキ×ストリートファイターのコラボ『GSX-8R Tuned by JURI』が展示開始
- 「やっぱヤマハは尖ってる」世界初のキャブターボ:1982 ヤマハXJ650ターボ【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 同じ天気予報でもここまで違う!? ライダーのハートに刺さる、お役立ちスマホアプリ5選を紹介してみた
- 安全第一! 雪にまつわるバイクのQ&A「雪道や凍結路は通れる?」「融雪剤でバイクが滑る?」
- スマホはもう不要!? なスマートライドモニター「AIO-6」登場! 30%OFFのお買い得情報もあり
- 1
- 2