基本構成は現代的ながら、「遺産」「伝統」を意味するヘリテイジな外観を持つモデル群。19世紀にイギリスで発祥した名門・ロイヤルエンフィールドは、排ガス規制に対応した空冷ユニットで多彩なモデルを投入している。〈ラインナップ〉ロイヤルエンフィールド ビュレットトライアルズ|ビュレット 500EFI |クラシッククローム 500 EFI|クラシック 500EFI|クラシック ミリタリー 500 EFI|イント650|コンチネンタル GT650
※契約期間終了に伴い、ウイングフット株式会社によるロイヤルエンフィールド輸入事業は終了となった。新しい日本総代理店については、追ってインド本社より発表があるとのこと。
●文:沼尾宏明、中村友彦、田宮徹 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ビュレット トライアルズ:古き良き英国の薫り
オールアルミのOHV499cc空冷シングルを搭載するこのシリーズ。標準のビュレット500EFIがベースで、いずれもロングストロークで走りは滋味深い。’20にデビューした「トライアルズ」は、’40~’50年代のトライアル界を席巻した当時のビュレットをイメージし、ヘッドライトガードやカチ上げマフラーで仕上げた。500と350版が用意される。
【ROYAL ENFIELD BULLET TRIALS】■空冷4スト単気筒 499cc 27ps/5250rpm 4.2kg-m/4000rpm ■192kg シート高800mm 13.5L ■タイヤF=90/90-19 R=110/80-18 ●価格&入荷時期:未定 ※諸元は海外仕様 [写真タップで拡大]
まだ買えるシングルクラシックシリーズ
1932年に生まれた名車のネーミングと伝統のティアドロップタンクを継承する「ビュレット」が基本形。これをベースに、スプリングシートなどで’50年代英国車風に仕上げたのが「クラシック」。同クロームメッキ仕様「クラシック クローム」や、軍用バイクを意識した「クラシック ミリタリー」が選べる。
ビュレット 500 EFI
クラシック 500 EFI
クラシック クローム 500 EFI
クラシック ミリタリー 500 EFI
【ROYAL ENFIELD CLASSIC MILITARY 500 EFI】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 499cc 27ps 4.2kg-m ■195kg(半乾) シート高805mm 13.5L ●価格:76万9000円 [写真タップで拡大]
最新ユーロ5対応のスポーツレトロ
コンチネンタル GT650
スタイルは往年の同名モデルを踏襲。カフェらしくロングタンクやセパハン、バックステップを備えるが、長旅もこなせるライディングポジションが魅力だ。リヤに調整式ショックも採用。
【ROYAL ENFIELD CONTINENTAL GT 650】■空冷4スト2気筒SOHC2バルブ 648cc 47ps 5.3kg-m ■208kg(半乾) シート高820mm 12.5L ●価格:83万9000円~ [写真タップで拡大]
イント650
ユーロ5に対応した新たな650cc空冷パラツインを搭載したイント650。270度クランクの力強い加速と前後18インチの自然な操縦性を持つ。モチーフは’60~’70年のインターセプター700だ。
【ROYAL ENFIELD INT 650】■空冷4スト2気筒SOHC2バルブ 648cc 47ps 5.3kg-m ■213kg(半乾) シート高 805mm 12.5L ●価格:82万9000円~ [写真タップで拡大]
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