ワークスマシンCRF450ラリー激走

ホンダ、二輪ダカールラリー31年ぶりの栄冠を獲得【ブラベック選手が初の総合優勝】

  • 2020/1/18
ダカールラリー2020優勝:リッキー・ブラベック[ホンダ]

本年からサウジアラビアに舞台を移したダカールラリー2020において、ワークスマシン CRF450ラリーを駆るリッキー・ブラベック選手[モンスター・エナジー・ホンダ・チーム]が、自身初の二輪車部門総合優勝を果たした。ホンダにとっては1989年の優勝以来、じつに31年ぶりのダカールラリー制覇となった。

●情報提供:本田技研工業
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

リッキー・ブラベック選手はアメリカ合衆国出身の28歳。2016年にチームHRCからダカールラリーに初参戦し、今回で5度目の挑戦となった。彼は第3ステージで優勝し総合成績でも首位に立つと、その後のステージでも堅実な走りで総合首位を守り続け、自身初の総合優勝を飾るに至った。

ダカールラリー2020優勝:リッキー・ブラベック[ホンダ]

[写真タップで拡大]

また、4位にはホセ・イグナシオ・コルネホ選手、7位にホアン・バレダ選手が入賞し、モンスター・エナジー・ホンダ・チームはトップ10に3名のライダーを送り込む活躍ぶりを示した。

ホンダは’81年のパリ・ダカールラリー第3回大会から参戦し、1986年にNXR750で優勝、それ以降1989年まで4連覇を成し遂げた。’90年以降の参戦休止期間を経て、’13年の南米開催ダカールラリーにて復帰。’15年と’18年には総合2位を獲得するものの優勝には手が届かない状況が続いていたが、今回復帰後8年目にして総合優勝を成し遂げた。

ダカールラリーは1979年より開催され、今年で42回目。「世界一過酷なモータースポーツ競技」として名高く、サウジアラビアで開催された今年の大会は、13日間で全12ステージを走行し、総走行距離は7000km以上。走行ルートの75%が砂漠地帯でレースが行われた。なお本大会は、前年までチームHRCのライダーとして活躍したパウロ・ゴンサルヴェス選手がステージ7での不慮の事故により逝去するという悲劇に見舞われた。

ダカールラリー2020優勝:リッキー・ブラベック[ホンダ]

[写真タップで拡大]

リッキー・ブラベック選手の談話

「とうとうやりました。ホンダにとっても、チームにとってもこれ以上嬉しい勝利はないと思います。非常にタフで、距離も長いレースでしたが、チームは一体となり、ライダー、そしてメカニックも最高の仕事ができました。今日の最終ステージでは、マシンも非常に調子良く、みんな無事にここまで来ることが第一の目的でした。ホンダチームそして我々をサポートしてくれたスポンサーの皆さまにこの上なく感謝しています。そして昨年までチームメイトだったパウロ・ゴンサルヴェス選手にも、心から感謝しています。サウジアラビアで初めて開催されたダカールラリーですが、とにかく景色が素晴らしい。来年もまた参戦します」

ホンダ・レーシング(HRC) 野村欣滋社長の談話

「まずは、リッキー・ブラベック選手、優勝おめでとう。また、バレダ選手、ベナバイズ選手、コルネホ選手、いずれも素晴らしい結果をありがとう。そして、選手を支えたすべてのチームスタッフ、すべての開発チームの皆さん、ご苦労さまでした。復帰してから8年目で、ようやく念願の優勝にたどりつけました。この7年間の敗戦から学び、そして関係者すべてで積み重ねた努力の結果が、この素晴らしい結果をもたらしてくれました。すなわち、これまでの7年間でダカールラリーに関わったすべてメンバーの努力がもたらしてくれたチームホンダの勝利です。そして、忘れてはならないのが、昨年までの6年間、我々と闘ってくれたゴンサルヴェス選手の大きな貢献が、この素晴らしい結果をもたらしてくれたということです。ゴンサルヴェス選手への感謝の意を表するとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。最後になりましたが、我々を支えていただいたスポンサーの皆さま、そしてこれまで応援いただいたファンの皆さまに、深く感謝申し上げます」

最新の記事