ワークスマシンCRF450ラリー激走

ホンダ、二輪ダカールラリー31年ぶりの栄冠を獲得【ブラベック選手が初の総合優勝】

本年からサウジアラビアに舞台を移したダカールラリー2020において、ワークスマシン CRF450ラリーを駆るリッキー・ブラベック選手[モンスター・エナジー・ホンダ・チーム]が、自身初の二輪車部門総合優勝を果たした。ホンダにとっては1989年の優勝以来、じつに31年ぶりのダカールラリー制覇となった。


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リッキー・ブラベック選手はアメリカ合衆国出身の28歳。2016年にチームHRCからダカールラリーに初参戦し、今回で5度目の挑戦となった。彼は第3ステージで優勝し総合成績でも首位に立つと、その後のステージでも堅実な走りで総合首位を守り続け、自身初の総合優勝を飾るに至った。

また、4位にはホセ・イグナシオ・コルネホ選手、7位にホアン・バレダ選手が入賞し、モンスター・エナジー・ホンダ・チームはトップ10に3名のライダーを送り込む活躍ぶりを示した。

ホンダは’81年のパリ・ダカールラリー第3回大会から参戦し、1986年にNXR750で優勝、それ以降1989年まで4連覇を成し遂げた。’90年以降の参戦休止期間を経て、’13年の南米開催ダカールラリーにて復帰。’15年と’18年には総合2位を獲得するものの優勝には手が届かない状況が続いていたが、今回復帰後8年目にして総合優勝を成し遂げた。

ダカールラリーは1979年より開催され、今年で42回目。「世界一過酷なモータースポーツ競技」として名高く、サウジアラビアで開催された今年の大会は、13日間で全12ステージを走行し、総走行距離は7000km以上。走行ルートの75%が砂漠地帯でレースが行われた。なお本大会は、前年までチームHRCのライダーとして活躍したパウロ・ゴンサルヴェス選手がステージ7での不慮の事故により逝去するという悲劇に見舞われた。

リッキー・ブラベック選手の談話

「とうとうやりました。ホンダにとっても、チームにとってもこれ以上嬉しい勝利はないと思います。非常にタフで、距離も長いレースでしたが、チームは一体となり、ライダー、そしてメカニックも最高の仕事ができました。今日の最終ステージでは、マシンも非常に調子良く、みんな無事にここまで来ることが第一の目的でした。ホンダチームそして我々をサポートしてくれたスポンサーの皆さまにこの上なく感謝しています。そして昨年までチームメイトだったパウロ・ゴンサルヴェス選手にも、心から感謝しています。サウジアラビアで初めて開催されたダカールラリーですが、とにかく景色が素晴らしい。来年もまた参戦します」

ホンダ・レーシング(HRC) 野村欣滋社長の談話

「まずは、リッキー・ブラベック選手、優勝おめでとう。また、バレダ選手、ベナバイズ選手、コルネホ選手、いずれも素晴らしい結果をありがとう。そして、選手を支えたすべてのチームスタッフ、すべての開発チームの皆さん、ご苦労さまでした。復帰してから8年目で、ようやく念願の優勝にたどりつけました。この7年間の敗戦から学び、そして関係者すべてで積み重ねた努力の結果が、この素晴らしい結果をもたらしてくれました。すなわち、これまでの7年間でダカールラリーに関わったすべてメンバーの努力がもたらしてくれたチームホンダの勝利です。そして、忘れてはならないのが、昨年までの6年間、我々と闘ってくれたゴンサルヴェス選手の大きな貢献が、この素晴らしい結果をもたらしてくれたということです。ゴンサルヴェス選手への感謝の意を表するとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。最後になりましたが、我々を支えていただいたスポンサーの皆さま、そしてこれまで応援いただいたファンの皆さまに、深く感謝申し上げます」

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