両クラスともに期待の新星がデビュー
令和に買いたい!【450/600cc~オフロード&スーパーモタード】2019ニューモデル大集合
- 2019/5/18

前述のアドベンチャークラスより、グッと不整地での走破性を高めたオフロードクラス。大排気量モデルはラリー的なハイスピードでのロングランが得意だ。今年は、ついに待望のテネレが登場する。オフ車をベースにオンロードタイヤを履くモタードは、舗装路でのスパルタンな走りが自慢。大型は希少種だが、ドゥカティが新型を投入する。
久々にブランニュー登場、究極マシンにも動きアリ
オンロード寄りのアドベンチャー系に対して、ダートでの走りを重視し、余裕の排気量による走破性を併せ持つのが大型オフの魅力だ。250ccのオフ車に比べ、高速道路やフラット気味のダートを長時間走るのが得意。車重があるためスキルは必要だが、多少のヒルクライムやガレ場もこなせる。
’19最新潮流
・大型モタードが活性化
・ついに3年越しでテネレ700が登場
・コンペ指向はCRF450Lが唯一無二
2019年は、レーサーのCRF450Rをベースに、最小限の変更のみで公道走行可能にしたCRF450Lが話題に。今年はラリー仕様の市販化に期待がかかる。こうした究極のコンペティション指向に他社が追随する動きはなく、存在感をますます強めていきそうだ。
より間口の広いモデルとして、’19年はテネレ700が登場する。’16年秋のコンセプトモデル発表から待ち続けていたライダーも多いと思うが、ついに今年後半、欧州で市販化が決定。国内導入も決定的となった。
オフ車に前後17インチのオンロードタイヤを履くモタードは、軽快さを活かした舗装路でのクイックな旋回性が真骨頂。以前より車種は減ったが、ドゥカティがハイパーモタードの新型を投入。KTM、ハスクバーナもモデルチェンジで戦闘力をアップさせる。
ドゥカティ ハイパーモタード950/SP:アドレナリン沸騰マシンが全面改良で過激度アップ
シャープなハンドリングが美点のハイパーモタード939が全面刷新。後継の950が投入された。水冷Lツインは、排気量937ccはそのままに4ps増の115.6psへ。軽量化したトレリスフレームなどで、車重は4kg減を果たした。さらにスタイルも一段と洗練。マフラーをアップ化し、新設計のフラット&スリムシート、より鋭くなったクチバシ状カウルなどを入手した。上級版のSPは、専用シートのほか、オーリンズ製サス、マルケジーニ製アルミ鍛造ホイール、クイックシフターなどを標準装備。SPは前後ホイールトラベル量を増し、最大バンク角も+3度と深い。





ヤマハ テネレ700:全身を丹念に磨き上げた入魂ラリーレイド
まるでダカールマシンと見紛うスタイル。その外観を裏切らない本格的な走りを想定して造り込んだ新作がテネレ700だ。MT-07譲りの689cc並列ツインはセッティングを見直し、専用設計の鋼管ダブルクレードルフレームに搭載される。足まわりも万全で、フロントはストローク量210mmを確保したフルアジャスタブルのφ43mm倒立フォークに21インチのワイヤースポークホイールを採用。リヤサスは、リモートイニシャルアジャスター付きのリンク式でストローク量は200mm。これに18インチホイールを組み合わせる。ABSはオン&オフも可能だ。’19年後半、まずは欧州で走り出す。





ホンダ CRF450L/ラリーコンセプト:禁断の公道レーサー、ダカール版も出る?
競技専用のCRF450Rをベースに、公道走行可能にした異色作。449cc単気筒は最高出力24psに留まるが、低回転&高トルク型の特性がダートで威力を発揮。5→6速化によって高速道路にも対応する。フレームはアルミ製で、車重は250のオフ車を凌ぐ131kg。これにコンペ譲りの高級サスを組み合わせる。’18秋のショーでは、ダカールレーサーのCRF450ラリーをモチーフにしたコンセプト車も登場し、忠実な再現度で評判を呼んだ。市販化は未定。






KTM 690エンデューロR/SMC-R:75psに電脳を満載、最強シングルが誕生
690cc単気筒を積む本格派で、エンデューロはF21&R18インチのオフ向け、SMCは前後17インチのモタードとなる。’19年モデルで伝統のLC4エンジンを改良し、8psもの大幅増で74.7psに到達した。加えて電制スロットルおよびIMUの採用により、2種の走行モードや、コーナリングABS、トラコン、シフターを備えるなど電脳化が進んだ。クロモリ鋼フレームは剛性を最適化し、タンク容量は1.5L増に。


ハスクバーナ 701エンデューロ/スーパーモト:690をベースに独自のエッセンスを注入
’13年からKTMの傘下に入ったハスクバーナ。701シリーズはKTM690がベースで、洗練された外装や独自設定の脚などでベース車と差別化を図る。スーパーモトは前後17インチ、エンデューロはF21&R18インチを採用。’19では新型690と同様、心臓部のショートストローク化などで8psアップ。2車とも690より前後サスストロークがロングなのが特徴だ。さらにシュラウドの色を青→白に変更した。


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ドゥカティ HYPERMOTARD 950の価格情報

ドゥカティ HYPERMOTARD 950
※ 価格は全国平均値(税込)です。
新車 8台 | 価格種別 | 中古車 4台 |
---|---|---|
本体 191.84万円 価格帯 165~219万円 |
本体価格 |
本体 142.19万円 価格帯 99.99~165万円 |
諸費用 6.85万円 価格帯 3.05~12.79万円 |
諸費用 |
諸費用 21.24万円 価格帯 6.7~55.44万円 |
乗り出し価格 198.69万円 価格帯 168.05~231.79万円 |
乗り出し価格 |
乗り出し価格 163.44万円 価格帯 155.43~171.7万円 |
ホンダ CRF450Lの価格情報

ホンダ CRF450L
※ 価格は全国平均値(税込)です。
新車 2台 | 価格種別 | 中古車 2台 |
---|---|---|
本体 133.5万円 価格帯 133.5万円 |
本体価格 |
本体 141.5万円 価格帯 105~178万円 |
諸費用 5.05万円 価格帯 5.05万円 |
諸費用 |
諸費用 6.49万円 価格帯 6.05~6.93万円 |
乗り出し価格 138.55万円 価格帯 138.55万円 |
乗り出し価格 |
乗り出し価格 147.99万円 価格帯 111.93~184.05万円 |
KTM 690ENDUROの価格情報

KTM 690ENDURO
※ 価格は全国平均値(税込)です。
新車 0台 | 価格種別 | 中古車 1台 |
---|---|---|
本体 ―万円 価格帯 ―万円 |
本体価格 |
本体 69.8万円 価格帯 69.8万円 |
諸費用 ―万円 価格帯 ―万円 |
諸費用 |
諸費用 6.9万円 価格帯 6.9万円 |
乗り出し価格 ―万円 価格帯 ―万円 |
乗り出し価格 |
乗り出し価格 76.7万円 価格帯 76.7万円 |
ハスクバーナ 701エンデューロの価格情報

ハスクバーナ 701エンデューロ
※ 価格は全国平均値(税込)です。
新車 1台 | 価格種別 | 中古車 3台 |
---|---|---|
本体 122.84万円 価格帯 122.84万円 |
本体価格 |
本体 84.05万円 価格帯 79.8~90.8万円 |
諸費用 12.31万円 価格帯 12.31万円 |
諸費用 |
諸費用 7.04万円 価格帯 4.19~7.7万円 |
乗り出し価格 135.15万円 価格帯 135.15万円 |
乗り出し価格 |
乗り出し価格 91.09万円 価格帯 87.5~94.99万円 |
ハスクバーナ 701スーパーモトの価格情報

ハスクバーナ 701スーパーモト
※ 価格は全国平均値(税込)です。
新車 0台 | 価格種別 | 中古車 1台 |
---|---|---|
本体 ―万円 価格帯 ―万円 |
本体価格 |
本体 99万円 価格帯 99万円 |
諸費用 ―万円 価格帯 ―万円 |
諸費用 |
諸費用 8.91万円 価格帯 8.91万円 |
乗り出し価格 ―万円 価格帯 ―万円 |
乗り出し価格 |
乗り出し価格 107.91万円 価格帯 107.91万円 |