ハーレーダビッドソン専門誌『WITH HARLEY』がお届けする、旧車ハーレーの楽しみ方。今回紹介する1台は、ベース車両はショベル時代の元祖ローライダー。その特徴的なシルエットやカラーリングはそのままなので、ひと目でそれと分かるバイクである。それにも増して存在感を放つのがドッキングされているサイドカーだ。
ヤングマシンを刊行する内外出版社がハーレー専門誌「WITH HARLEY(ウィズ・ハーレー)」を新創刊し、今日から販売がスタート! 編集者もユーザーも“一緒に”ハーレーという乗り物を楽しむことをモット[…]
ハーレーのサイドカーと言えば、もちろんベース車両はFL系のツーリングモデルであるのが普通だ。ツインカムエンジンになっても純正サイドカーは健在で、トライクの出現まで、新車のラインナップがあったのは、まだ記憶に新しい。その組み合わせはショベル時代も同様だが、このカスタムはFXローライダーにスポーティーなサイドカーをドッキングさせたスタイルが大きな特徴である。調べてみると、サイドカーは長野県にあるクマガヤオートの製作で「MK II」という名称のようだ。
クマガヤオート代表の熊谷義貞さんは、1985年から96年まで、世界グランプリをサイドカーで戦ったライダーで、サイドカービルダーでもある。レーシングニーラーと呼ばれる特殊なサイドカーを自ら製作してヨーロッパの各地を転戦。その技術が生かされた公道用のサイドカーも、高性能車としてマニアには知られた存在なのだ。
ブルズアイでは、当時のローライダーでも安全に走行できるように、フロントフォークをエボ以降のΦ39ミリのFX系用に交換。ブレーキを強化するなど、安全性を高めた改造も施されている。
エレガントでスポーティーなイメージのFX系サイドカー。まず見かけることの少ないこの取り合わせは、かなり希少なものであるはず。しかし、確かな技術に支えられたその走行フィーリングは、他には代えがたい魅力があるはずで、孤高の1台ということが言えるだろう。
※取材協力:ブルズアイ
S&Fモーターサイクルがカスタムした1998年式 FLSTC ヘリテイジソフテイルは徹底的に外装を捨て去ったシンプルなシルエット。都会にもよく似合う、80年代のチョッパーを意識したカスタムを見[…]
現代のハーレーダビッドソンは、すべてのモデルがインジェクション仕様だ。以前のキャブレターはアナログ式だったが、インジェクションはデジタル方式で、その制御はコンピューターが担っている。今回、ミルウォーキ[…]
仲良し夫婦に少し歳の離れた友人。常に笑いの絶えない彼らはよく一緒にツーリング行くという。そんな3人はどんなハーレーライフを送っているのだろうか。オーナーインタビュー企画「ハーレーダビッドソンとともに」[…]
ハーレー専門誌『WITH HARLEY』のオーナーインタビュー企画「ハーレーダビッドソンとともに」。今回のオーナーと待ち合わせをした沼津のHSCに現れたのは、布村さんのご家族4人。夫の博人さんと妻の瞳[…]
ハーレーのフラッグシップであるツーリングファミリーのベーシックモデル「ロードキング」と、カスタムトレンドのバガースタイルをまとったロードグライドスペシャル。対象的なスタイルを持つ2台の2020年モデル[…]