2017年11月のミラノショーに参考出品されたCB1000RとCB125Rや鈴鹿のCBミーティングで展示されたCB250Rの国内発売が明らかになった。さらにエンデュランスが入荷することになったCB150Rとともに新たに入手した写真や続報をお伝えしよう。
世界的には5兄弟がCB-Rシリーズに存在
ミラノショーでは、CB1000Rに加え、弟分のCB300Rと125Rも披露。ネオスポーツカフェの一員としてモダンな外観を与えた単気筒ネイキッドとなる。ともにフルLEDや倒立フォークほか豪華アイテムを備え、クラスを超越した高級感が魅力だ。さらにCB300RのエンジンをスケールダウンしたCB250Rがスタンバイ。日本では1000に加え、250と125が5月頃までに順次デビューを果たすとの情報だ。
250/300と125は車体を共有しており、デザイン性に優れた新設計のスチール製フレーム+鉄スイングアームを採用する。しかしイメージは統一しながら、ご覧のとおり各車ごとにしっかり差別化しているのが凄い。これでCB-Rシリーズは、既にタイで9月に発表された150と合わせ、世界で5兄弟が揃い踏みだ。
写真提供:匿名様
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新インターセプターも市販化に期待大!
ホンダのコンセプトモデルが近年、次々と市販化されている。’16年発表のCB4コンセプトは、新型CB1000Rとしてデビュー。当時から「ネオ・スポーツカフェ」をデザインテーマに掲げており、それが新型CB1000Rにも引き継がれた。CB300R/250R、CB150Rも1〜2年前にコンセプト車を展示。現行アフリカツインやX-ADVも同様だ。
ならば、’17ミラノショーで展示されたCB4インターセプターコンセプトも当然……と考えるのは自然な流れ。このモデルは、新型CB1000Rをベースに、ロケットカウルや前後オーリンズなど豪華な脚を与えたレーシーな仕様。予想CGでは、STDと同じマフラーとするなどの小変更で市販版らしく仕上げることができた。
非常に現実的な本作。CB1000Rの例に倣い、2年後の’19年発売か? (ヤングマシン2018年2月号より)