ハーレーダビッドソンにとって、”カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はトランプサイクルが仕立てた、ツーリング仕様の“ロードスター”だ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:トランプサイクル
ロングツーリングもこなす、美シルエットのスポーツスターXL1200R
トランプサイクルならではの、スポーティでありつつ美しいシルエットを描く、スポーツスターXL1200R。「ロングツーリングもこなしたい」というオーナーの要望を受け、ハーレーダビッドソン純正のクォーターフェアリングを装着し、高速クルージングも快適なものに仕立てられている。
アップライトなライディングポジションを形成し、長時間の走行でも疲労を軽減してくれるハンドルバーはワンオフで、さらにフューエルタンクもワンオフのオリジナルで容量を増やした。
もちろん、走りへの追求心に妥協がないのがトランプ流。フロントフォークはレーシングブロスのセプター(Scepter)25Tフロントカートリッジで、外観を変えることなくパフォーマンスアップを果たし、ブレーキもマスターシリンダーと4ポットキャリパーをブレンボ製に。ホイールは前後ともサンダンス/エンケイ7スポークホイールで、ミスミ製ローターをセットした。リヤショックもレーシングブロスで、減衰/ 車高/プリロードの3アジャスト機構を備えたHLRにグレードアップ。リヤブレーキにもまたブレンボの4ポットキャリパーが奢られている。
排気系はルックス/サウンド/パワーアップ、すべての要素を向上する2本出しのフルチタンマフラーとし、吸気系にはFCRキャブを組み合わせた。
操作性を飛躍的に向上するバックステップキットや軽快感を強調する前後フェンダー、ライセンスブラケットや高剛性の削り出しスプロケット、アルミニウム製ベルトガードなどは同社オリジナル。新作のトリプルタックHiコブラシートは発売間近で、フィット感/コンフォート性/トータルバランスにこだわった。
※本記事は“ウィズハーレー”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
アイアン1200も気に入っていましたが、フォーティーエイトファイナルエディションはもっとステキ! 「欲しかったので、本当に嬉しいです! これまでアイアン1200に乗っていましたが、乗り換えることにしま[…]
ナイトスター用パーツが続々登場! ブラックを基調としたデザインと、レースシーンで培ったパフォーマンスを併せ持つレーシングブロス(RACING BROS)のサスペンション。トランプは正規総輸入元であるレ[…]
正規ディーラーへ足を運ぶ絶好の機会! オシャレがより楽しい秋冬シーズンがいよいよやってきた! そんな季節のショッピングに欠かせない年に1度のビッグセールが「ブラックフライデー」。発祥はアメリカのフィラ[…]
味わってはいけない禁断の果実 アクセルを開けると、従順にVツインエンジンが応えてくれ、それはある種、なにか高度な知能を持つ生き物と対話しているかのようでさえあるから、不思議な感覚に陥る。相手はモーター[…]
クラブスタイルの理想形 人気のハイパフォーマンスクルーザー「ローライダーS」を、ハーレーダビッドソン静岡がクラブスタイルに仕立て、走りのポテンシャルを飛躍的に向上させた。 注目はまず、パフォーマンスマ[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
最新の記事
- 「マジ!?」EICMAで話題のホンダV型3気筒エンジンは2000年代にもウワサがあった「2スト×4ストのハイブリッド!?」
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 1
- 2