
2021年末に発表即日完売となった、ハーレーダビッドソン フォーティーエイトファイナルエディション。限定1300台と生産台数は少なく、入手できる人は幸運と言われたが、そのうちのひとりがここにいる。キュートすぎるハーレー女子・ユメカちゃんだ。ハーレーダビッドソン静岡にて納車したばかりのところ、話を聞いた。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:磯部孝夫 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン静岡
アイアン1200も気に入っていましたが、フォーティーエイトファイナルエディションはもっとステキ!
「欲しかったので、本当に嬉しいです! これまでアイアン1200に乗っていましたが、乗り換えることにしました」
生産終了となって、いまや中古車市場では価格高騰中の空冷スポーツスター。なかでもアイアン1200は引っ張りだこの人気で、今回さらにプレミアムなフォーティーエイトファイナルエディションへスイッチできるとは、なんとも羨ましいかぎりだ。
別れは惜しいが、アイアン1200も2年間乗り、しっかりと堪能した。
「レインボーカラーのタンクがお気に入りで、まったく飽きてもいないのですが、もともと欲しかったのはフォーティーエイトでした。購入当時、アイアン1200の方が早く手に入るというので選んだのですが、フォーティーエイトを買うなら最後のチャンスと聞いて、もう買うしかない!! って決意したんです」
すごい決断力だ。バイク歴を伺ってみると、およそ2年とのこと。つまりアイアン1200が最初の愛車であった。
「父がバイクに乗っていまして、小さい頃からリヤシートに乗って出かけたりで、オートバイはずっと身近な存在でした」
バイクに乗る環境は整っていた。アイアン1200では、お父さんたちとのツーリングを楽しんだ。バイクライフを送る上で困ることはない。
ハーレーに惹かれたのはなぜだろうか?
「う〜ん、やっぱりデザイン。アメリカンなスタイルが好きで、オシャレして乗れる。父が所有するのはハーレーではないのですが、父の友人たちはハーレー乗りが多く、高校生の頃から自分もハーレーに乗りたいって思っていました」
唯一無二のスタイルに魅了されたのだ。
ユメカちゃんは黒をチョイスした。その理由をこう語る。
「バイクはシンプルにして、自分の服装を派手にして乗りたかったんです。冬になれば、もっとオシャレができるかなぁ」
ファイナルエディションでは、エボリューションエンジンや容量7.9Lの小振りな燃料タンク、フロント130mm幅のファットタイヤなどはそのままに、限定仕様としてシリアルナンバー入りのサイドカバーを追加。ゴールドスタッズとロゴがデザインされたボバーソロサドルをはじめ、ノスタルジックハンドグリップ/エアクリーナーカバー/クラシックタイマーカバーが備わっている。
フォーティーエイトファイナルエディションに乗ってみた印象は?
「納車されるまで、ソロサドルシートはお尻が痛くなるかもしれないなぁって思っていましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。フューエルタンクのカタチもそうですが、全体のシルエットがとにかく好きなんです」
スポーツスター1200を2台乗り継いだのは、乗りやすくて扱いやすいうえ、パワーも十分にあるから。もっと大きいモデルにも興味はあるが、今の自分にはフォーティーエイトがベストだという。
「ハーレーは他のモデルもそうですが、走っている姿がすごくカッコイイ! 女性ライダーは特に!!
ハーレーに乗るようになってから、バイク女子たちとSNSでの交流が増えて、『走りに行こう』ってメッセージをいただいたりし、すごく毎日が充実しています」
走っていて楽しいのはワインディング。ご当地グルメをいただくのも楽しみ。アイスも欠かせない。お父さん達と走る時と、女子ツーは何か違うのだろうか。
「食べたいものとか意見が合いますし、ツーリングしながら女子会しているみたいな感じで、楽しいですよ!」
いつか北海道を走ってみたいと言う。牧場でソフトクリームが目標だ!
ユメカちゃんお気に入りのポイント
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