
作業用手袋のリーディングカンパニーとして広く知られるおたふく手袋株式会社。その長年のノウハウを活かし、「ボディタフネス」ブランドから新たな機能性インナーウェア「ドラスティックドライ」シリーズを発売した。この新製品は、文字通り“劇的なドライ感”を追求し、汗による不快感や、気になる紫外線から身体を守ることを目指した、オールシーズン対応の高機能インナーウェアだ。
●文:ヤングマシン編集部
2層構造ポリエステル生地が生み出すドライ性能
「ドラスティックドライ」シリーズの最大の特徴は、独自に開発された2層構造のポリエステル生地にある。この特殊な生地構造は、肌に接する内側の層と、外側の層で異なる役割を果たす。汗を素早く吸収し、生地の外側へと拡散させることで、肌面を常にドライな状態に保つ。これにより、運動時や高温多湿な環境下でも、ベタつきや不快感を軽減し、快適な着心地を持続させることが可能となる。また、単に吸水性が高いだけでなく、速乾性にも優れているため、汗冷えのリスクを低減する効果も期待できる。
過酷な環境下にも耐えうる高い耐久性
従来のメッシュタイプのインナーウェアと比較して、ドラスティックドライシリーズは格段に高い耐久性を実現している点も特筆すべき点だ。激しい動きや繰り返しの洗濯にも強く、型崩れしにくい設計となっているため、長く愛用することができる。これは、長年作業用手袋を製造してきたおたふく手袋の品質へのこだわりと、耐久性に対する信頼の証と言えるだろう。アクティブなシーンでの使用はもちろん、日常的な着用においても、そのタフさが実感できるだろう。
紫外線から肌を守るUV低減機能
屋外での活動時に気になるのが紫外線だが、ドラスティックドライシリーズは、しっかりとUV低減機能も備えている。これにより、日差しの強い季節でも、インナーウェアとして着用するだけで、紫外線による肌へのダメージを軽減することができる。特に、長時間の屋外作業やスポーツを楽しむ際には、肌を守るための強い味方となるだろう。
汗の臭いを抑制する消臭機能
汗をかくことで気になる臭いに対しても、ドラスティックドライシリーズは効果を発揮する。消臭機能が備わっているため、汗の臭いを元から抑え、爽やかな状態を保つことができる。これにより、運動後や長時間着用した後でも、不快な臭いを気にすることなく、快適に過ごすことができる。
用途に合わせて選べる2つのラインナップ
製品ラインナップとしては、ノースリーブシャツと長袖クルーネックシャツの2種類が用意されている。ノースリーブシャツは、上半身の動きを妨げにくく、重ね着もしやすいのが特徴だ。一方、長袖クルーネックシャツは、腕全体をカバーし、より広範囲の紫外線対策や、肌の保護に役立つ。どちらのタイプも、カラーは汎用性の高いブラックで展開されており、様々なアウターウェアに合わせやすい。サイズ展開も豊富で、多くの人が自分に合ったサイズを選ぶことができるだろう。
手袋製造で培った技術と信頼
おたふく手袋は、創業以来、手袋製造を通じて培ってきた技術と経験を活かし、近年では機能性インナーウェアやワークウェアの開発にも力を入れている。作業現場のプロフェッショナルたちのニーズに応える製品開発で培われた信頼性は、ドラスティックドライシリーズにおいても活かされていると言えるだろう。単なるインナーウェアではなく、着用する人の快適性を追求した、おたふく手袋のモノづくりへの真摯な姿勢が感じられる製品だ。
ドラスティックドライインナーウェアは、汗対策/UV対策/耐久性/消臭機能といった、現代人が求める機能を高次元で融合させた、まさに「劇的なドライ感」を提供する製品と言えるだろう。オールシーズン対応という点も魅力であり、一年を通して快適な着用感を提供する。おたふく手袋が自信を持って送り出すこの新しいインナーウェアは、アクティブなライフスタイルを送る人々にとって、新たなスタンダードとなる可能性を秘めている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(夏の暑さ対策)
夏場はサイドスタンドがアスファルトにめり込む危険性あり!いったいどういうこと? 駐車場などに使われている一般的なアスファルトについて、その軟化点は47.0〜55.0℃と言われていますが、夏場の強烈な直[…]
1分でわかる記事ダイジェスト とにかく暑すぎる真夏のツーリング 連日、猛暑が続いている。ライダーにとって、ツーリングをする際の気温や天候って非常に気になるもの。真夏の沖縄で、白バイに乗車した際の暑さ対[…]
[A] 猛暑日はライダーへの負担がハンパなく大きい。自分で絶対守る何箇条かを決める覚悟が必須 避けるべきシチュエーション 真夏にバイクに乗る経験がまだ少ない方は、照りつける直射日光と照り返すアスファル[…]
おすすめのヘルメット用洗剤は? イヤなニオイを抑える、定期的な内装洗浄と洗剤選び ヘルメットが発するイヤなニオイのおもな原因は、インナーパッドなどに染み込んだ汗/皮脂が酸化したり、雑菌が繁殖して発生す[…]
押し引きで熱い! 座ると熱い! そんなシートの熱さをどうにかしたい… ツーリングや街乗りにかかわらず、真夏のバイクは炎天下に駐輪していた後に触るのが最初の大きな関門になる。押し引きでシートに触れば手の[…]
最新の関連記事(ウェア)
ハイセンスなバイクライフへと誘う充実の品揃え 56designが、ついに関東圏以外にショールームをオープン! 千葉県の本店、渋谷のアンテナショップに次ぐ3店舗目として「56design NARA」が4[…]
「南海部品×BOKU HA TANOSII」コラボ! 南海部品は、ファッションブランド・BOKU HA TANOSIIが掲げる「“TANOSII” 気持ちは万国共通」というメッセージに共感し、バイクが[…]
もう文句は言わせない!? 黒の6LサイズをWEB限定で販売 昨年、Honda二輪デザイナー監修の「イナレムプレミアム レインジャケット ライディングモデル(4900円)」を発売したワークマン。これが大[…]
「good TIMES COLLECTION」が手がけるオリジナルジャケットが対象 全国に展開するカワサキプラザでは、モーターサイクルライフの新たな提案として、ファッション性/耐久性/機能性/遊び心を[…]
オイルの匂いとコーヒーの香り。隠れ家へようこそ。 56designが4月12日に奈良県奈良市にオープンさせる「56design NARA」。以前から要望が多かったという、同社初となる関西圏の新店舗だ。[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
「その時、スペンサーになれた気がした」 MVX250Fの上位モデルとして400版の発売が検討されていたが、250の販売不振を受け計画はストップ。この心臓部を受け継ぎ、NS250Rの技術を融合したモデル[…]
日本でもっとも人気の高いジャンル=ネオクラシック プロポーションの枷を覆す【カワサキ Z900RS】 まず、現代のバイクと昔のバイクではプロポーションがまったく違うんです。昔のバイクはフロントタイヤが[…]
バイクキャビン:小型エアコンを装備すれば抜群の環境に! 難しく考えることなく、手っ取り早く購入できるガレージとして高い人気を得ているのが、デイトナが取り扱う各種シリーズ製品だ。 全モデルに共通している[…]
〈WEBIKE FESTIVAL〉2024.10.19 SAT. ロングウッドステーション(千葉県長柄町) 【X500 ヒデヨリさん】「見た目など、あえてハーレーらしさを捨てたチャレンジ精神の塊のよう[…]
最新の投稿記事(全体)
長距離ツーリングがさらに楽しくなる進化 発売は、2021年2月25日。2021年モデルでは、大型二輪AT限定免許でも乗れるDCTのみのラインナップとなった。シリーズ共通で55Wスピーカーを採用。イコラ[…]
筑波サーキットにH-D Xたちが集合 H-D Xでのサーキット走行をおすすめしたい。X350はあきらかにXR750をモチーフとしたデザイン。「スポーツライディングを楽しんでほしい」というメーカーからの[…]
2層構造ポリエステル生地が生み出すドライ性能 「ドラスティックドライ」シリーズの最大の特徴は、独自に開発された2層構造のポリエステル生地にある。この特殊な生地構造は、肌に接する内側の層と、外側の層で異[…]
2ストエンジンの新時代を切り開いた名車 1980年代中頃、スズキのガンマ、ホンダのNSと、高性能レプリカが矢継ぎ早に出揃い、大ヒットを記録していた。 この潮流をみたヤマハはRZ250Rにカウルを装着し[…]
都市型イベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」開催へ ヤマハは、2025年9月20日に桜木町駅前(神奈川県横浜市)にて「My Yamaha Motorcycle Ex[…]
- 1
- 2