
●記事提供: ライドハイ編集部
強力なブレーキは怖くてかけられない……は昔話
300km/hも可能なハイパーマシンのブレーキは、それこそ人差し指1本で軽くかけても、超強力な減速Gでつんのめるように効く……そんな恐ろしいブレーキ、怖がりなんでかけられない、ハイパーマシンのパワーもだけど強力すぎるブレーキも不安のひとつ。
確かにスーパーバイクだけでなく、最新のネイキッドスポーツも、ラジアルマウントのキャリパーや、ラジアルマスターの装備と、ブレーキにハイエンドな最強グレードを装着するようになってきた。
しかしこのいかにも凄そうなブレーキ、かけたらいきなりガツンと効いて、それが怖くてかけられないような効き方はしない。
むしろハイエンドなブレーキほど、どんなかけ方をしてもやんわりと減速して、怖さの原因でもあるノーズダイブ、前のめりもあまり感じさせない。
リターンライダーだと、レプリカ全盛時代にちょっと触っただけでガツンといきなりノーズダイブして、それが強力なブレーキの証しに思えた時代があった。
それから30余年、ビッグマシン用からパフォーマンスと過渡特性が著しく向上、サスペンションと共にブレーキにもコストを惜しみなくかけるようになり、とくにこの10年ちょっとでやんわり効くブレーキがハイエンドほど主流になりつつある。
※本記事は“ライドハイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
グローバル展開では『500cc』のほうが有利になる地域も ホンダ「GB350」シリーズといえば、直近ではクラシカル要素を強化したGB350Cも新登場し、走りのフィーリングまで変えてくるこだわりっぷりが[…]
カフェだけじゃないバイク乗りのための空間 神奈川県座間市にある「ライダーズベース・リバティ」は、レンタルできる洗車場やピットなどを完備し、バイク用品やバイク本体(!)まで購入できるライダーズカフェだ。[…]
ストリートからワインディングまで、250レプリカをカモれるカフェレーサーを目指す! 1987年にヤマハがリリースしたSDR……それまでヤマハのスポーツバイク系ネーミング記号になかったアルファベットの組[…]
実車を前にすると違いは一目瞭然 アウトドアテイストの強いCT125ハンターカブが人気だからといって、ここまでキャラクターを寄せてくることないんじゃない? なんて穿った見方で、今回の主役であるPG‐1と[…]
X500購入後、即サーキットへ! X500を購入して、初めて乗る場所に選んだのは筑波サーキット。目一杯、駆け抜けた! ストレートでスロットルを全開にし、はばかることなくパラレルツインが限界を迎えるまで[…]