●記事提供: ライドハイ編集部
エンストを警戒して回転を上げてから、クラッチを徐々に放すのはNG!
発進の半クラッチに失敗してエンスト。これはキャリアのないライダーには一番の恐怖。
下手をすると立ちゴケしかねない、走り出そうとした瞬間にバランスを崩す恐怖は並大抵ではない。
この失敗を恐れるあまり、予めスロットルを捻ってエンジン回転を上げておき、そこへクラッチレバーを徐々に放しながら繋いでいく、警戒心満々の長い半クラッチになりやすい。
しかしこの操作で最もマズイのが、エンジン回転が高い状態で突然クラッチが繋がってしまうケース。
前輪がリフトしたり後輪が横へ滑ったり、トラコンなどフェイルセイフが機能できない浅いスロットル開度なので、慌てて転倒するかも知れない危険な状態に陥る。
それは二輪車のクラッチが、複数枚のクラッチプレートとフリクションプレートが交互に重なった構造のため。
半クラッチで回転が高いと熱膨張して半クラッチになっていた隙間が一気になくなり、いきなり繋がってしまうからだ。
※本記事は“ライドハイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]