●記事提供: ライドハイ編集部
バネ下軽減?、ブレーキ性能?、見た目?
スーパースポーツのフロントブレーキといえばディスクローターが2枚、いわゆるダブルディスクが定番だ。
しかし市販車で初のディスクブレーキを装着した1969年のホンダCB750フォアはシングル。続くカワサキZ1もシングルで、この頃はレーシングマシンがまだ信頼性から大径ドラムブレーキが主流だった。
その後、1977年頃から大排気量車はほぼダブルディスク化されたが、軽量な400ccクラスや250ccクラスとなると、ブレーキ性能として過剰なことからシングル主流のままが過ぎていた。
それが1980年代中盤~のレーサーレプリカ全盛期となると、装備としてのグレード競争と捉えるか、ハンドリングなどパフォーマンス重視で貫くかのバトルがはじまったのだ。
その典型が同じ1986年にガチンコ勝負していたヤマハTZR250とホンダNSR250R。RZ250で火がついた2スト250バトルは、世界GPの頂点500ccクラス(いまのMotoGPに相当)でのYZR500 vs NSR500対決が、市販車の人気競争にダイレクトに反映していた。
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