
「こりゃマーヴェリックもびっくりだぜ!」 レーシングドライバーの谷口信輝さんが、自身のYouTubeチャンネル『NOBチャンネル』にて、ヤバい見た目の謎すぎるマシン「パルス シルバーバレット(PULSE SILVER BULLET)」に出会い、公道を走ってしまった様子を披露しています。
「これ、存在が個性的すぎるでしょ…」 谷口さんは自らを”珍車マニア”と名乗り、これまでレーシングカー/F1/スーパーカーはもちろん、「な、何じゃこりゃー?」な世界1台という珍車(関連記事)、気合い入りまくりの魔改造車(関連記事)も好んで試乗し、乗りこなしてきました。そんなさすがの谷口さんも、このマシンが放つブッ飛んだ存在感に不安を隠せません。コレは……コレが街を走っていると想像しただけでヤバいやつ。

「パルス シルバーバレット(PULSE SILVER BULLET)」は、米ミシガン州で生まれた”戦闘機”のようなバイクです。えぇぇ? コレ、”バイク(大型二輪)”なのか。それを、オーナーさんが約15年かけてこつこつカスタムして、自作という尾翼部分も含めてここまで作り上げたそうです。「もともとはビール会社の宣伝カーだったんですよ」(オーナーさん)。
エンジンを含むベース車は、ホンダの大型バイク「ゴールドウイング GL1500」です。ゴールドウイングに”戦闘機”のガワを被せつつ、側車付きバイクにしたようなイメージで、左右主翼の下に備えた補助輪を活用して走るようです。なるほどこれならばバイクでも倒れない。「バイクだけれど(デカくて重い)ゴールドウイングには、バックギア(電動リバース機構)も付いています。だからベース車に選ばれたのでしょうね」(オーナーさん)。

そして、”車内”もヤバい…! もちろん”戦闘機”なので、上にガバッと開くキャノピードア仕様。ひゃぁぁー、これだけでワクワク。運転も当然フツーの運転席ではなく、”操縦席”にて。戦闘機のものを流用したという操縦かん型ハンドルに、スイッチや計器類が所狭しとギュッと凝縮した、まさにそのまま複座戦闘機の様相です。
ステアリングは操縦かんハンドル、シフトは腕で、アクセルとクラッチは足で、ここはクルマの操作系と同じ。カタチは戦闘機、中身と車両区分はバイク、操作系はクルマ…。外も中も独特すぎてワケが分かんなくなります。これがホントの”バイクのストリートファイター系”になるのでしょう。

では、戦闘機パイロットスタイルのヘルメットをかぶって、レッツゴー。ちなみに車両区分は大型二輪なので、公道で運転するには大型自動二輪免許とヘルメット着用が必要です。ここでもさすが、乗る人を選ぶクセの強さが炸裂している…。

「狭い、難しい、でもすげー」「ホントに飛行機に乗ってるみたい!」 操作することに必死で、「乗ってると目立つことも忘れますね」と言いつつも、一般道を走れば誰もが振り返る、注目度ピカイチの珍車。唯一無二の珍体験に大満足の谷口さんでした。

ファンからも「こういった愛とロマンにあふれたマシン大好きですw」「めっちゃ超格好いいですね」「戦闘機好きからすると欲しすぎる!」などのコメントが多く寄せられていました。(カナブンさん)
動画はこちら↓
※画像はYouTubeチャンネル『NOBチャンネル』より。 ※本記事は”ねとらぼ交通課”が提供したものであり、著作上の権利および文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
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