
なぜバイクガレージが欲しいのか? その目的は人それぞれで異なると思うが、共通して言えるのはは「大切なバイクを雨ざらしにしたくない」「防犯の観点からバイクをしまって保管したい」という気持ちだろう。決して夢ではない、マイガレージの所有。より安価に簡単にガレージハウスを実現できる、デイトナ製の「モーターサイクルハウス」から始めてみるのもアリだ。
●文:モトメカニック編集部 ●外部リンク:デイトナ
想像以上にしっかりした作り込み。初めてのガレージにおすすめ
潤沢な資金や広大な土地を所有するのなら羨ましいかぎりだが、そうではない環境だとしても、やる気次第で大切なバイクを良い環境下で保管することができる。バイクガレージの入門的な商品として注目したいのが、デイトナから発売された「MCハウス」だ。
【DAYTONA MC HOUSE 1700】バイク2台仕様の1700タイプ。建物幅1700mm/奥行き2600mm/高さ2200mmの大きさは想像以上で、大型車でもスポーツモデルなら2台は余裕で収納できそうだ。未舗装の地面でも独自仕様のアンカーを打ち込むことで風雨からガレージを守ることが可能。●幅1700×高さ2200×奥行2600mm 開口部幅1220×高さ1700mm 梱包サイズ1720×320×150mm 重量45kg ●価格:5万5000円 ※バイク1台仕様は幅1300mm/4万4000円 [写真タップで拡大]
自動車用に多いビニールハウスタイプのガレージと比べ、MCハウスのフレーム構造は大幅に強度がアップしている。
パイプ同士を組み合わせて差し込むことでフレーム構造としているビニールハウス型は、前後左右を連結するパイプの固定にクリップ式が採用される例が多く、組み立てやすい反面、外れてしまいやすい問題もあった。
MCハウスは、前後左右の連結パイプをボルト固定式とし、差し込み部分にも抜け止めストッパーが入る安心設計。さらに地面と接する6か所のマウントプレートには、各3か所の穴加工が施されて、未舗装路面ならねじ込み式アンカーを差し込み風雨に対する強靭さを実現。コンクリート路面であれば、アンカーボルトを利用することでその安定性を圧倒的に高めることができる。
ボルト固定式で頑丈な鉄パイプフレームを組み合わせ、地面に対して六ヶ所のマウントプレートがある。未舗装路面へしっかり固定するための「ねじ込み式アンカー」が付属。1か所に付き3 本のねじ込み式アンカーを利用できる。また別売りのオプション部品には、バイクをしっかり固定できる「ストロンガーパーキングプレート( アンカー固定可能)」もある。簡単にバイクを移動できないホイールロックは防犯上効果的。 [写真タップで拡大]
とびらをタープ代わりに利用でき、日除けも可能
幌にも様々なアイデアが盛り込まれ、チャックによって開け閉めする入口は、アウトドアショップなどで購入できるタープ柱とロープとペグを利用することで、入口シートをシェードとして利用でき、メンテナンス利用時などは日除けになり、突然の降雨では雨避けにもなる優れものだ。
湿気防止用でカバーが付く通気孔や明かり取りの窓を2か所に装備。さらに注目なのはスカート形状の裾だ。砂やほこりなどの巻き込みや侵入を防ぐことができ、幌の外側には風飛びを防止する固定リングを装備。ドア開閉部には南京錠の使用が可能など、防犯対策も充実している。
想像以上にしっかりした作り込みで、大型スポーツ車なら2台入る1700タイプと1台用の1300タイプをラインナップ。アイデア次第で様々なカスタムが可能なのは、デイトナガレージシリーズ共通の特徴である。
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