日本でも大人気のコンパクトクルーザーであるロイヤルエンフィールドのメテオ350シリーズに、クラシカルなテイストと快適装備を合わせた「オーロラ」が新たに追加された。各部の仕上げにこだわったそのディテールは、古き良き時代のバイクらしさと高級感を約束してくれる。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:ロイヤルエンフィールド ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
クラシカルなスタイルにも旅の快適性にもこだわりたい!
ロイヤルエンフィールドは、METEOR 350(メテオ・サンゴーマル)シリーズに新しいバリエーションとなる「Aurora(オーロラ)」を追加。日本での発売は3月末を予定している。
空と地平線の色にインスパイアされたメテオ350オーロラは、旅の快適性を追求しつつクラシカルなスタイルを継承したモデル。スポークホイール/エンジン/マフラーにクロームメッキ加工を施し、デラックスツーリングシー ト/トリッパーナビゲーション(Googleナビと連動した簡易ナビで、スマホ内のアプリと連動できる)/LEDヘッドランプ/アルミニウム製スイッチを装備している。
エンジンは、349ccの空冷単気筒を搭載。これはロイヤルエンフィールドが得意とするロングストロークエンジンで、鼓動感をきちんと感じさせてくれる味わい深さが魅力。このエンジン特性とクルーザースタイルのポジションが生み出すバランスは抜群で、それは走り出した瞬間に優雅な気分にさせてくれるもの。優しい曲線を持つディテールで構成され、それが愛らしさも演出。クラシックな雰囲気を盛り上げてくれるメッキパーツも多く、ここにゆらりと映り込むツーリング先での景色がなんともいえない旅情感を生み出してくれるに違いない。
また、既存のファイヤーボール/ステラ/スーパーノヴァもアップデートが行われている。最上位モデルのスーパーノヴァシリーズには、LEDヘッドライトやアルミ製のスイッチなどを装備。ステラシリーズはトリッパーナビゲーションが標準装備。ファイヤーボールシリーズにはブラックが追加された。
ラインナップを拡大するメテオ350シリーズ。シリーズやカラーも豊富で、さらにはさまざまなアクセサリーも用意されているため、自分だけのクルーザーに仕立てることも可能だ。大阪/東京/名古屋のモーターサイクルショーで実車に触れてみよう!
メテオ350 オーロラのカラーバリエーションは3種類!
メテオ350のスペックを見てみよう
車名 | METEOR 350 |
全長×全幅×全高 | 2140×845mm×1310mm |
軸距 | 1400mm |
シート高 | 765mm |
装備重量 | 191kg(燃料を除く) |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒 |
総排気量 | 349cc |
内径×行程 | 75×85.8mm |
圧縮比 | 9.5:1 |
最高出力 | 20ps/6100rpm |
最大トルク | 2.75kg-m/4000rpm |
始動方式 | セルフスターター |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤサイズ前 | 100/90-19 |
タイヤサイズ後 | 140/70R17 |
ブレーキ前 | φ300mmディスク+2ポットキャリパー |
ブレーキ後 | φ270mmディスク+1ポットキャリパー |
価格 | 未発表 |
色 | 青、緑、黒 |
発売時期 | 2024年3月 |
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