理由はよくわからないけど、右カーブの方が左カーブより難しく感じる。なんとなくライディングフォームが決まらなかったり、ゆっくり走っていても微妙に不安だったりする。コレって自分だけ? たまたま右カーブが苦手なだけ? 他のライダーはどうなんだろう?
●まとめ:ミリオーレ編集部 ●外部リンク:KUSHITANI LOGS
じつは左より右カーブが苦手なライダーが圧倒的に多い!
免許を取ったばかりのキャリアの浅いライダーも、長く乗っているベテランも、じつは右カーブに苦手意識を持っているライダーが多い。右カーブは峠道だとアウト側が谷やガードレールの場合が多く、イン側は対向車がセンターラインを割ってくる可能性もあるから、心理的なプレッシャーかもしれないけれど、どうにも釈然としない……。
右カーブが苦手なのは個人的な得手・不得手ではなく、じつは明確な理由がある。それも原因はひとつではなく、意外とたくさん。なので苦手意識を持つより「そもそも右カーブの方が難しい」という前提で走った方が、気分的にモヤモヤしないしポジティブに取り組むことができる。それでは難しい理由をひとつずつ理解していこう!
日本の道路は右カーブの方が難しい!
日本の道路はクルマやバイクが左側通行。じつはコレが大きく影響している。
まず道路の断面はカマボコ型になっているため、右カーブは“逆バンク”の状態になる。すると路面に対して相対的に深いバンク角になるため、スピードとのバランスが取りにくかったり、グリップ感が希薄になりがちで、コレが不安を生じる原因になる。
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