
ジェームズ・ボンドのオフィシャルモーターサイクルパートナーであるトライアンフ。その新コラボレーションとしてスピードトリプル1200RR ボンドエディションが発表になった。ジェームズ・ボンドの60周年を記念した、世界限定60台の限定モデルだ。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:トライアンフ ●外部リンク:トライアンフモーターサイクルズジャパン
タンクの大胆なグラフィックに注目!
『ジェームズ・ボンド×トライアンフ』この英国を代表する2つのブランドの輝かしいパートナーシップは、トライアンフが映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場したことから始まった。以前、それを記念したスクランブラー1200のボンドエディションが世界限定250台(日本は20台)で登場したが、こちらも瞬く間に完売。
新しく登場したスピードトリプル1200RRは、ボンドの60周年を記念して、世界限定60台の超プレミアム。日本にはわずか5台(抽選)の入荷とのことで争奪戦は必須だろう。
フロントカウルには、おそらく映画史上もっとも象徴的なオープニングシーンを彷彿とさせる美しく独特な銃口のデザインが施されている。
それではボンドエディションのディテールを見ていこう。
1160ccの並列3気筒エンジンは、180ps/10750rpmを発揮。前後サスペンションはオーリンズ製でその機能はスーパースポーツ並み。シックなカラーでまとまり、タンクには007のロゴが上品に入る。これぞ英国クオリティ。289万5000円。
タンク上部には、トライアンフがボンドの公式モーターサイクルパートナーとしての役割を果たすきっかけとなった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を含む、映画007全25作品のオリジナルのタイトルフォントがあしらわれている。
トップブリッジにはシリアルが入る。またジェームズ・ボンドのデザインをあしらったカスタムメイドの007インドアバイクカバーも付属。さらに、60台すべてに、トライアンフのCEOであるニック・ブロアさんの直筆サイン入りの証明書が付属する。
前後サスペンションはオーリンズ製の電子制御。スーパースポーツ顔負けの進んだ機能を搭載。フロントブレーキはブレンボ製のステルマキャリパーと、レバーレシオを3段階で調整できるセミラジアルマスターシリンダーを採用。
【TRIUMPH SPEED TRIPLE 1200 RR BOND EDITION】■全長NA 全幅758 全高1120 軸距1439 シート高830(各mm) 車重200kg(装備) ■水冷4ストDOHC並列3気筒 1160cc 180ps/10750rpm 12.7kg-m/9000rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量15L ブレーキF=ダブルディスクφ320mm R=ディスクφ220mm タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:289万5000円
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