
11月に鈴鹿で行われる全日本ロード最終戦を前に、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)の独走優勝が決定した。今季開幕から10連勝であり、前人未到の最高峰クラス11回目のチャンピオンであり、去年からカウントすると20連勝という偉業を成し遂げた!
●文/写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
前人未到の最高峰クラス11回目のチャンピオン
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が独走優勝! 今季開幕から10連勝で、前人未到の最高峰クラス11回目のチャンピオンに輝いた! 昨年からカウントすると20連勝を達成。強い!2位に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、3位に濱原颯道(Honda Dream RT桜井ホンダ)。
中須賀はここまで全戦全勝で225ポイント。ランキング2位の岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)152ポイント(73ポイント差)、3位の渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)143ポイント(82ポイント差)。今大会は岡本が前戦オートポリスの怪我の影響で欠場、渡辺もEWC最終戦ボルドール24時間耐久レース出場のため欠場。
最終戦鈴鹿はボーナスポイント3が加算される3レース、つまり全部勝つと84ポイント獲得となる。岡本が鈴鹿で3勝を挙げると236ポイント。現在225ポイントの中須賀はこの岡山で11ポイント(5位)を獲ればチャンピオンを獲得する。かと言って中須賀が5位狙いで良いなんてレースをするわけがない。今大会も全力で勝ちに行った。
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