40歳でバイクに乗りたいと思い立ち、普通二輪&大型二輪の免許を取得。今年2月に人生初バイクを購入したと同時にバイクライフが本格的にスタートしたミリオーレ営業・ムラタ。5月某日、ロイヤルエンフィールド13台でのマスツーリングに参加。他のライダーと一緒に走行すること自体にとてもとても緊張し、なんとツーリングスタート時にアクシデントが! インフルエンサーのmapicoさんとYUさんともご一緒させていただいた様子をお届け。
●文/まとめ:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
ツーリング企画「RIDE」にお誘いいただきました
ロイヤルエンフィールドが主催しているイベントに「ONE RIDE」がある。これはロイヤルエンフィールドを愛するライダーの情熱を称えるイベントで、2011年に初めて開催。日本を含む世界35カ国で開催される一大イベントではあるのだが、ロイヤルエンフィールドでは各ディーラーやショールームには「RIDE」と称したツーリングイベントを推奨している。
120年の歴史を持つロイヤルエンフィールドが育んできたピュアなモーターサイクル精神やレジャーライディングの魅力発信などを目的とし、「RIDE」は世界中で開催されているという。この「RIDE」を今回は実験的にロイヤルエンフィールド東京ショールームが主催するということで、ヒマラヤオーナーの私にもお声がけいただいたのだ。
ツーリングにお誘いいただくなんて、バイクライフが充実してきたっぽくて嬉しいじゃない! と思う一方で、そもそもソロライディングしか経験していない自分、果たしてご迷惑をおかけすることなく無事に帰ってこれるのだろうかと不安がよぎった。
朝7時集合、目指すはワインディングの聖地・奥多摩
今回はロイヤルエンフィールド東京ショールームのスタッフや関係者を中心としながらも、個人的にSNSをチェックさせていただいていたmapicoさんとYUさんも参加とのこと。
なかでもYUさんのヒマラヤ・インプレ動画はバイク購入前に何度もチェックしていたこともあり、あの優しげな声色とキラキラした表情でヒマラヤを語る様子にすっかり同志のような心持ちに。(動画内で紹介されているのは前モデルのためエンジンやタイヤなどの仕様変更はあるのだが、ヒマラヤの雰囲気を味わえるのでおすすめ。)
画面越しではあるが、一方的に知っている方たちとリアルで会う……。さらにバイクで一緒に走るなんて、人生なりゆきとはいえ何があるか分からないもんだと、しみじみ噛みしめていた。
これまで無傷だったマイ ヒマラヤが不注意で……
当日はやや雨の心配がありつつも、程よい気温の曇り。朝7時に集合してメンバー全員のあいさつや紹介を終えたら、さっそく奥多摩を目指す。朝の時点で、mapicoさんとYUさんに話しかける気持ちのゆとりは皆無……なぜなら、はじめてのマスツーリングに緊張しており、「ちゃんとついていけるかな。千鳥走行できるかな。」という不安しかなかった。
とはいえ、もう行くだけだ! とアクセルを回した時、後方で変な音がした。
「あ、パニアケースをガードレースにこすった」
意気消沈とはまさにこのこと。なぜに初マスツーリングのスタートでやらかすのだろうと思いつつ、「不慣れなシチュエーションとはいえ、確認不足に気を引き締めろということだ」と自分を納得させた次第。
こうして個人的なアクシデントはありながらも、ロイヤルエンフィールド軍団は中央自動車道〜圏央道を走り抜け奥多摩へ。
ワインディングを少しは楽しめるようになりたい!
これまで箱根を何度かソロライディングしているというと聞こえはいいが、実際は箱根新道〜熱海箱根峠線のゆるい道をのんびり自分のペースで走るだけだった。だから他のライダーと一緒に本格的なワインディングを走るというのは、なかなかの緊張だ。
奥多摩に近づくにつれ曇り空が晴れていき、現地は初夏を彷彿させるような快晴。新緑がきれいなシーズンだから目にも楽しいし、空気が澄んでいて気分爽快! と言いたいところだが、ライディング時は気持ち的にもスキル的にも周囲の景色を味わうほどのゆとりは皆無。
少しでも離されると不安だし、でもその距離を縮めようと焦るとさらに不安になる。そして道中で単独転倒したと思われるバイクを見かけたり、警察車両とすれ違ったりすると「気をつけなきゃ!」と無駄に力が入ってしまう……。
クラシック350を試乗したmapicoさんとYUさんにインタビュー!
お昼を終えたら、さらに峠道を登って「月夜見第一駐車場」へ。最終目的地は、奥多摩湖が眼下に広がり、鷹ノ巣山や雲取山、国師岳を眺めることができるこの眺望のよい駐車場。各々が愛車と記念撮影したりとリラックスした時間を過ごした。
ということで、このタイミングで少しばかりmapicoさんとYUさんにインタビュー! ミリオーレのインプレ記事でも人気のクラシック350に試乗した感想も伺った。
考えるな! 感じろ! ということで奥多摩でもタンデムレッスン
無事、目的地に到着し現地解散となった「RIDE」だが、もちろん再びワインディングを経て帰路へ向かうわけだ。またあの緊張のライディングが始まるのかと思っていたら、MIGLIORE ディレクターの小川から一言。
「きちんと減速もしていないし、コーナーをすべてなりゆきで曲がっている。帰る前に一度タンデムしよう」
ということで皆さまとさようならをした後に、ヒマラヤでタンデムレッスンを開始。最初は「峠道でタンデムこわい」と思っていたが、やはりベテランのライディングは法定速度内でも緩急がしっかりしている。後ろに乗っていてもバイクがしっかりコントロールされているのが分かるので、その不安は杞憂に終わった。
タンデムを少しばかりしたところでビギナーライダーの技量が格段にアップするわけではないが、少しばかり減速のタイミングと感覚が分かったのか、なんとなく自分の中で意識が変わったのか、帰りのワインディングは行きほど恐怖を過剰に感じることもなく、無事帰路につくことができた。
しかしながら、この日の反省もあって「ピレリ やさしいバイクレッスン」に参加することを強く決意した次第。少しずつ上達していけば、ヒマラヤの夢もきっと遠くない!(はず)
I want to go to the Himalayas someday with Himalayan!
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