短命に終わったCB400フォアから7年……

名車ホンダ CBX400F「1982年新車時試乗レポート」400ccクラスに衝撃を与えたスーパースポーツ


●リポート:島 英彦/佐藤康郎 ●写真:外園功光/八重洲出版 ●編集:モーサイ編集部(飯田康博) *当記事は『別冊MOTORCYCLIST』1982年1月号の記事を再編集したものです。

CBX400F「今なお人気は衰えることを知らず」

1974年、ヨンフォアの愛称で親しまれたCB400FOURで400ccクラスの4気筒化に先鞭をつけたホンダだったが、いくつかの理由によってそのモデルサイクルは短命に終わる。その後は2気筒エンジンのホークシリーズがこのクラスのホンダの屋台骨であったが、その間にカワサキ、ヤマハ、スズキが次々と400ccクラスに高性能4気筒車を市場に送り込み、免許制度の関係もあり、80年代初頭は400㏄マルチが大ブームとなっていた。そして満を持してホンダがリリースしたのが、今なお名車として語り継がれ、そしてその人気もまったく衰えない「CBX400F」である。

1981年冬、CBX400Fの新車発表時の試乗記事を『別冊MOTORCYCLIST』1982年1月号より抜粋し、ここに掲載する。

試乗を担当したライダーはモーターサイクリスト誌のテストライダーを過去に務め、第1回鈴鹿8時間耐久オートバイレースで8位のリザルトを残した、単気筒レーサー「ロードボンバー」の設計者、島 英彦氏である。


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