
スクランブラーモデルで知られるファンティック(イタリア)の輸入元・モータリストが、オフロードを楽しむユーザーの敷居を下げたい、キャンプ場入り口のダートに躊躇するぐらいの人が気持ちよくどこでも走れるようになってほしい、という思いから各種イベントを開催している。今回はその中から初開催されたスクランブラーイベントを紹介する。
●文:ゴーライド編集部 ●写真:MANA SAITOH ●外部リンク:モータリスト
ゆるやかに、ふんわりファンライドした2日間
スクランブラーなら誰でも歓迎のゆるふわイベント「スクランブラーミーティング」が、5月21〜22日の2日間、アサマレースウェイで初開催された。会場はほぼフラットな火山灰のダートで、ストリートモデルでも十分以上に楽しめる。本当に初めてオフロードを走る! というユーザーも多数参加していた。
参加はファンティック キャバレロスクランブラーやXEF250トレールが中心ながら、ドゥカティやトライアンフのスクランブラーモデルや、カワサキKMX200のようなトレールモデルも。参加者は走るだけではなく、思い思いにキャンプも楽しめるイベントとなった。
会場には、パリダカライダー・三橋淳さんやモトクロスIA・河村ヒロシさんも登場!
また今回の参加者には、ダカールラリーライダーの三橋淳さんや、モトクロスIAながらスタイリッシュにキャバレロスクランブラーを楽しむ河村ヒロシさんが、「ちょっとカッコよく見える走りを安全に楽しむコツ」を伝授するシーンも。カッコよく怖くなく気持ちよくダートを走り、セクションにトライして成果を体感することもできた。そして最後は三橋さんの壁のぼりパフォーマンスに魅せられて、楽しい締めくくりとなった。
大いに沸いた、三橋さんのヒルクライム。ハードエンデューロに復活参戦か?
モータリストではこのイベントを毎年継続する。初心者からベテランまで気軽に参加でき、各自のペースで楽しむことができる。次回は’23年5月末、アサマレースウエイで開催予定。今回参加できなかった方は、ぜひ次の機会に参加してみては?
また、福島県只見町を舞台にラリーツーリング/ゲレンデヒルクライム/キャンプ/試乗etc…を楽しめる「TAGOKURIDER MEETING」ほか、オフロード遊びを身近にゆるく楽しめるイベントも開催。一緒にゆるいファンライドを楽しもう!
※本記事は“ゴーライド”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
青き森を走る〜みちのく林道ツーリング 現在では福島以北を指す"みちのく"。そんな東北地方の上東北にスポットをあて、ゴー・ライド副編集長コイがツーセロとともにロング林道ツーリングを敢行。北海道よりも近い[…]
巻頭特集:楽しく身につく「堀田式テールスライド」 飛ばすだけじゃない、"低速域での自在なマシンコントロール"は、オフロードマシンの大きな楽しみのひとつ。その楽しさにはフロントアップやジャックナイフなど[…]
ファンティック XEFシリーズは林道ツーリングが楽しいトレールマシンだった!! エンデューロレーサーのようなスリムな車体ながら、舗装路を含めた公道での扱いやすさを重視して開発されたトレールマシン。それ[…]
ホンダ新旧250トレールを楽しく乗り比べながらツーリング!! 茨城県鹿嶋市に位置する、神武天皇元年創建の由緒ある神社「鹿島神宮」へ、ダートやステキポイントたちやグルメも楽しみながらお参りしに行く。そん[…]
ファンティック ラリー500がハードアルパインツアーを走破!! 標高2000mを超えるイタリアの高山を巡り、オン/オフ含めた総走行距離1000kmを42時間で走破するHAT(ハードアルパインツアー)。[…]
人気記事ランキング(全体)
いざという時に役に立つ小ネタ「結束バンドの外し方」 こんにちは! DIY道楽テツです。今回はすっごい「小ネタ」ですが、知っていれば間違いなくアナタの人生で救いをもたらす(大げさ?)な豆知識でございます[…]
V3の全開サウンドを鈴鹿で聞きたいっ! ここ数年で最も興奮した。少なくともヤングマシン編集部はそうだった。ホンダが昨秋のミラノショーで発表した「電動過給機付きV型3気筒エンジン」である。 V3だけでも[…]
1978 ホンダCBX 誕生の背景 多気筒化によるエンジンの高出力化は、1960年代の世界GPでホンダが実証していた。多気筒化によりエンジンストロークをショートストトークにでき、さらに1気筒当たりの動[…]
ファイナルエディションは初代風カラーでSP=白×赤、STD=黒を展開 「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツ」を具現化し、本当に自分たちが乗りたいバイクをつくる――。そんな思いから発足した「プ[…]
ガソリン価格が過去最高値に迫るのに補助金は…… ガソリン代の高騰が止まりません。 全国平均ガソリン価格が1Lあたり170円以上になった場合に、1Lあたり5円を上限にして燃料元売り業者に補助金が支給され[…]
最新の記事
- 「カワサキ初のレーサーレプリカ」ライムグリーンカラーを導入した初の大排気量車:カワサキZ1000R【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 1
- 2