ホライズンのランプヘルメットをレビュー! 1万8800円で買えるクラシック系フルフェイス【族ヘル/カフェヘル】
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。
突然ですが、皆さん。クラシカルなデザインのフルフェイスヘルメットって数少なすぎだと思いませんか? 僕の愛車はカワサキW800なので、出来ればレトロ系なヘルメットを選びたいのですが、ジェットヘルメットだと顔面へのダメージが心配なんですよね。
なのでフルフェイスヘルメットを使いたいところなのですが、Araiの「ラパイドネオ」や、SHOEIの「グラムスター」は結構な価格するし…BELLの「ブリット」は海外製なので頭の形状的に日本人の僕には厳しいし…アクティブのBELL(復刻版)や、リード工業の族ヘルタイプは、ガチの旧車では無いW800には渋すぎる…。
「値段が安くてデザインもレトロなカワイイヘルメットは無いのか…」
そんな悩みを抱えていた僕にピッタリのヘルメットが、ついに見つかりましたのでご紹介します!
HORIZON(ホライズン)の「LAMP HELMET(ランプヘルメット)」です!!!
HORIZON(ホライズン)とは?
皆さん、ホライズンというヘルメットメーカーはご存知でしょうか? ホライズンは、香川県に拠点を構えるヘルメットメーカーで、当初はカスタムペイントショップとして創業をスタートしました。
そのデザインノウハウを活かして、後にヘルメットメーカーとして再スタートをし、その後はクラシックやネオレトロをコンセプトにアメリカ、ヨーロッパをイメージとしたグラフィックのヘルメットを開発されております。レトロなルックスだけど、既存の族ヘル等とは少し方向性が違う海外テイストのデザインがカッコイイんですよね。
今回は、LAMP HELMET(ランプヘルメット)という商品を提供して頂きましたので、ヘルメットコレクターのナカモトが赤裸々にレビューをしていきます!
’70年代アメリカテイストなデザイン!
いかがですか? クラシカルな雰囲気なのに、シンプル過ぎないオシャレなデザイン。70年代のアメリカテイストなレインボーラインは、特にハーレーダビッドソンやインディアンなどのアメ車との相性が良さそうです。個人的には、カワサキW800などの英国車系のバイクにも意外と合うんじゃないかと思っておりますが、どうでしょ?
キラリと輝くモールもアクセントになっており、硬派になり過ぎないデザインが気に入っております。インナーはキルティング風の生地になっており、この雰囲気もどこか海外っぽいテイストを感じさせますね。
顎紐は、ワンタッチで締めることが出来るラチェット式になっております。ビンテージ好きの僕としては、Dリングタイプの方が好みなのですが、毎日通勤・通学で使用するライダーにとってはラチェット式の方が手間がかからないのでは無いでしょうか。
帽体がコンパクトなフルフェイスヘルメット!
それでは早速、被ってみます! いかがでしょうか! こちらの「ランプヘルメット」の素晴らしい点は、SG規格を通っているのに帽体がとくかく小さいのです!
似たデザインのアメリカのヘルメットブランド「Biltwell(ビルトウェル)」のフルフェイスも以前、試着したことがあるのですが、こちらの「ランプヘルメット」の方が帽体がコンパクトに感じました。
サイズはS、M、L、XLの4種類なのですが、帽体の大きさ自体は変わらず、内装(インナー)の厚みが違っているようです。重量自体も軽いですし、サイズもコンパクトなので、僕のような見てくれを気にするライダーにとっては大変嬉しいですね。
レトロ系だけど実用性は!?
お次はこちらのランプヘルメットを装着し、愛車W800でひとっ走りしてみます! シールドを閉じても完璧に密閉はされないので、風が入ってくるかな?と思いきや、意外や意外! 街中での走行レベルだと全く問題ありませんでした!
またシールドを開けたまま走行しても、保持力がちゃんとあるため走行中にシールドが下りてくるといった心配もありません。他メーカーの低価格な族ヘルもこれまで過去にいくつか使ったことがあるのですが、シールドの間から風がどんどん入ってくるので目は乾くし、シールドを開けたまま走行しているとすぐに下りてきて困った思い出があったので、これは嬉しい誤算でした。
また、一般的なのフルフェイスヘルメットと比べると視界がかなり広い点も好印象でした。ちなみに高速道路だとさすがに風切音が気になりましたので、がっつり長距離ツーリングに行くようなライダーには合わないかもしれませんね。しかし、1万8800円という2万円を切った低価格ヘルメットで、この性能は十分過ぎるというか、他メーカーの低価格な族ヘルにはもう戻れないかなとさえ思いました。
毎日使えるコスパ最強のレトロフルフェイス!
はい、ということで今回はホライズンの「ランプヘルメット」をご紹介しました。デザインもクラシカルでカワイイし、重量も軽いし、ラチェット式の顎紐は毎日使用するライダーは助かるし、普段使いの便利さとオシャレさを兼ね備えた素晴らしいフルフェイスヘルメットでした! よくよく考えると、低価格で使い勝手の良いクラシック系フルフェイスって、あるようで無かったので、こちらの「ランプヘルメット」はマジでオススメですね!
ホライズンさんは今回ご紹介した「ランプヘルメット」以外にもジェットヘルメットタイプの「DELTRON500」や、ビンテージオフロードのフルフェイス「MX-H4」など、数多くの商品をラインナップされております! 詳細は下記のリンクからご確認下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございました! 是非、皆さんこちらのヘルメットで街中を颯爽と駆け抜けて下さい! 今後もホライズンさんのヘルメットはご紹介していきますのでこちらレビュー記事が参考になったという方はシェアの方もよろしくお願いいたします!
ホライズン「ランプヘルメット」を動画でレビュー!
「ナカモトモータース」というバイク用品レビューのYouTubeチャンネルをやっております! 今回の商品のレビュー動画を近日中にYouTubeにアップ予定ですので、映像で確認したい方は是非チャンネル登録をしておいて下さい! ほいじゃまた!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ナカモトユウ)
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。賃貸ガレージユーザーの僕は、自宅でバイクのカスタムや整備をすることが多いのですが、ここ最近願望がありまして…。それは…エアコンを設置したい!!! 9月[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。突然ですが皆さん、「仮面ライダー」は、お好きですか? 僕は幼少期に観た「仮面ライダークウガ」に憧れてバイクに乗り始めました。もしかしたら僕のような仮面[…]
どうも! ヤングマシンさんでバイク用品レビューを書かせていただいております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 僕の愛車は、カワサキW800やKZ1000,W3などのレトロなスタイリングのバイク[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。ヘルメットはどのブランドの製品を使用していますか? SHOEI、Arai、OGK KABUTO、BELL…色んなメーカーがあります[…]
どうも! ヤングマシンさんで不定期にバイク用品レビューを書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。最近、雨の日多くないですか? 春も近いので、革ジャンを着て颯[…]
最新の関連記事(バイク用品)
洗うことが楽しくなる魔法のアイテム 2024年夏にサイン・ハウスより発売された「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」。800gという業界最軽量・最小クラス(※サイン・ハウス調べ)で3段階の圧力、5つの[…]
メンテナンス捗るスタンド類 ちょいメンテがラクラクに:イージーリフトアップスタンド サイドスタンドと併用することで、リアホイールを持ち上げることができる簡易スタンド。ホイールの清掃やチェーン注油などの[…]
マルチスマートモニターYUMIでバイクライフが激変! 待ちに待った開梱! 同梱物のチェック! まずは、中身の確認! シエルのマルチスマートモニターには2モデルあり、ドライブレコーダー、空気圧センサーが[…]
『ゲルザブウォーム シートカバー』とは? 『ゲルザブウォーム シートカバー』は、冬を快適に過ごすためのゲルザブR用の電熱シートカバーです。この商品は、寒さが厳しい季節でもライダーが心地よくツーリングで[…]
バイクのスピード感をイメージさせる象徴的なグラフィックモデル登場 ネオテック3のグラフィックモデル第3弾となるアンセムは、バイクを走らせているときに感じる風を思わせる、スピード感ある模様が特徴だ。ブラ[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
バイクのスピード感をイメージさせる象徴的なグラフィックモデル登場 ネオテック3のグラフィックモデル第3弾となるアンセムは、バイクを走らせているときに感じる風を思わせる、スピード感ある模様が特徴だ。ブラ[…]
バイクのパーツと“夜行”をポップアートに描いたホットでクールなグラフィックモデル Z-8 ヤギョウは、ネオンカラーなどの極彩色で彩られた現代ポップアートなグラフィックが特徴だ。グラフィックにはタイヤと[…]
第1位:X-Fifteen[SHOEI] 2024年10月時点での1位は、SHOEIのスポーツモデル「X-Fifteen」。東雲店ではスポーツモデルが人気とのことで「とにかく一番いいモデルが欲しい」と[…]
半ヘルで普通自動二輪車を運転すると交通違反? 「126cc以上のバイクを半ヘルで運転するのは違反」という話をよく耳にしますが、じつを言えばそれは正しくありません。乗車用ヘルメットについて記載された道路[…]
4タイプの特徴/メリット/デメリット フルフェイス型 ジェット型 システム型 アドベンチャー(ADV)型 用途にベストなヘルメットはコレ! サイズ選びとアゴ紐の締め具合もしっかりと 各ヘルメットが持つ[…]
人気記事ランキング(全体)
小椋藍選手のファンならずとも注目の1台! MotoGPでは小椋藍選手が来季より移籍(トラックハウスレーシング)することでも注目のアプリリアから、新しいミドルクラスのスポーツモデルが登場した。欧州ではす[…]
電熱インナートップス ジャージタイプで使いやすいインナージャケット EK-106 ポリエステルのジャージ生地を採用した、ふだん使いをしても違和感のないインナージャケット。38度/44度/54度と、3段[…]
グローバル展開では『500cc』のほうが有利になる地域も ホンダ「GB350」シリーズといえば、直近ではクラシカル要素を強化したGB350Cも新登場し、走りのフィーリングまで変えてくるこだわりっぷりが[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことがわかった[…]
最新の投稿記事(全体)
洗うことが楽しくなる魔法のアイテム 2024年夏にサイン・ハウスより発売された「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」。800gという業界最軽量・最小クラス(※サイン・ハウス調べ)で3段階の圧力、5つの[…]
2024年は鈴鹿8耐3位そしてEWCで二度目の王座に ポップが切り拓き、不二雄が繋いできたヨシムラのレース活動はいま、主戦場をFIM世界耐久選手権(EWC)へと移し、陽平がヨシムラSERT Motul[…]
メンテナンス捗るスタンド類 ちょいメンテがラクラクに:イージーリフトアップスタンド サイドスタンドと併用することで、リアホイールを持ち上げることができる簡易スタンド。ホイールの清掃やチェーン注油などの[…]
トラコン装備で330ccの『eSP+』エンジンを搭載、スマホ連携5インチTFTメーターを新採用 シティスクーターらしい洗練されたスタイリングと、アドベンチャーモデルのエッセンスを高次元で融合させ人気と[…]
「BMW F900XR」3台を先行導入 BMWは、首都高速道路のバイク隊に向け「F900XR」を納入したことを発表。これは「「BMW F900XR POLICE仕様」をベースとしたものだ。 黄色いバイ[…]