
●文:[クリエイターチャンネル] 青木タカオ
あの『週刊プレイボーイ』と夢のコラボ!?
こんにちは、バイクライターの青木タカオです。今回はご報告したいことがひとつあります。バイク記事を寄稿させていただいております『週刊プレイボーイ』(集英社)にて、なんと『ヤングマシン』の松田大樹統括編集長、そして『バイクのニュース』千葉大編集長をお迎えし、2024年のバイク界を占うという企画が実現しました。
出版社やメディア会社の垣根を超えた、たいへん珍しい機会になったと思います。
(左から)ヤングマシン松田統括編集長/筆者(青木)/バイクのニュース千葉編集長
司会はわたくし青木タカオが務めさせていただきましたが、編集長というお役柄、普段はあまり表に出ることの多くないお二方。両メディアの読者様には、こういう人が中でいろいろと動いて司っているのかと、少し新鮮かもしれません。※3人とも、見た目はただのオジサンですけれども…。
お二方にまず伺ったのは、「2023年に注目したバイクは?」という振り返り。ヤンマシ松田統括編集長は「スペック至上主義のレーサーレプリカ世代に育ったので、カワサキ ニンジャZX-4Rにはシビレました」とのこと。史上最高の80ps達成で、誌面もWEBも大反響だったと教えてくれました。
バイクのニュース千葉編集長は、ホンダの電動スクーター EM1e:(イーエムワンイー)に注目したと言います。「バッテリーを国産4社で共通化し、シェアリングサービスするという点に将来性を感じます」と、鋭い切り口でした。
ホンダは、2021年に発表した法人向け電動3輪車「ジャイロe:」でも、すでに交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を動力源に使用しています。メーカー間で共用となり広く普及すれば、ユーザーらはより使いやすくなります。
期待のバイク女子も登場!
バイク女子が記事で大活躍する『バイクのニュース』。千葉編集長は2024年にブレイクを予感する期待の新星として、俳優の小野木里奈さんを“推し”として誌面で紹介してくださいました。
取材でボクが小野木さんと最初にご一緒したのは、4年くらい前のこと。ヤマハSR400のキック始動に挑戦したり、バイクへの興味が尽きない根っからのオートバイ好きだと感じました。
メディア向け試乗会などでも、メーカーの開発者に分からないことをいろいろと聞き、しっかりと取材している姿勢は感心させられます。気取らず独自の視点で書くコラム「小野木里奈の○○○○○日和」は読み応えがあり、オススメです。
テレビドラマや映画に出演するなど、女優としてご活躍。全国ロードショー『レッドシューズ』では女子ボクシングの世界チャンピオンを演じられていますが、プロライセンスを持つ実力者でもあります。
カワイイしカッコイイので、青木タカオは取材現場でいつもデレデレしていますが、恥ずかしいのでなるべく、その心内がバレないようにしています。
千葉編集長はスーパールーキーとして、虹(こう)さんもご紹介。写真は「ヨコハマホットロッドカスタムショー」(2022年)で撮らせていただいたもの。ボクが編集長を務める『ウィズハーレー』を持っていただくという図々しいお願いもご快諾していただけたのが、記憶に新しいところです。その節はありがとうございました。
というわけで、かなりむさ苦しいオジサン3人のトーク企画でございましたが、週プレらしく(!?)華やかなバイク女子にも誌面にご登場いただき、3ページにも渡る濃厚特集となりました。
バイク専門メディアはもちろん、オートバイに普段は接することのない一般メディアでもこうしてバイクの記事を取りあげていただくことは、ライダーのエントリー層を増やしたり、リターンするキッカケになると思いますので、ボクはとても重要だと思っています。
こうした機会を設けていただき、集英社の週プレ編集部さん、バイクのニュース編集長そしてヤンマシ統括編集長に、この場を借りてお礼を申し上げたいです。ありがとうございました。
週刊プレイボーイNo.5 2024年 1/29号(集英社) 、ぜひ手にとってご覧ください!!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(青木タカオ)
わずか1日のみの開催でありながら、来場者数は1万人規模。毎春、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で行われるカスタムショーが「JOINTS CUSTOM BIKE SHOW(ジョインツカスタムバイ[…]
ラジオが泣いた夜 片岡義男のオートバイ小説に影響され、その世界観に昔も今もぞっこんであることをいろいろなところでハナシているボクですが、こともあろうか公共の電波=ラジオでもそんなお喋りをさせていただき[…]
日本のカスタムシーンを牽引 有力カスタムビルダーたちの作品が、一度に集結するたいへん貴重な機会となっているのが、「ヨコハマホットロッドカスタムショー」です。「日本のカスタムシーンはいま」「トレンドは?[…]
メディアも多用する“◯◯◯女子” バズりワードとして、SNSをはじめメディアでもよく使われるようになった「◯◯◯女子」という言葉。セクシュアリティの多様化が認知され、ジェンダーレスな時代とはそぐわない[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
「56design NARA」に続く新店舗が北海道に バイクアパレル&ファッションブランド「56design(フィフティシックス・デザイン)」が、北海道札幌市に新店舗「56design SAP[…]
「HondaGO BIKE MEETING 2025」が、鈴鹿サーキットで開催決定 ホンダモーターサイクルジャパンによるミーテイングイベント、「HondaGO BIKE MEETING」。幅広いホンダ[…]
オフロード界に刺客! ツーリング仕様「KLX230 DF」見参 人気のKLX230シリーズに、ブランニューモデル「KLX230 DF」が追加された。KLX230シェルパをベースとしながら、リヤキャリア[…]
秋FESの目玉コンテンツを見逃すな! 今回の「秋FES」は、バイクに乗る者も、まだ乗ったことのない者も、誰もが楽しめるよう趣向を凝らしたコンテンツが満載だ。おもなコンテンツは以下の通りだ。 モトブロガ[…]
鈴鹿8耐スズキブースは未来への期待満載! 鈴鹿8耐会場、スズキブースがアツかった。GPスクエアのスズキブースには、なんと新型GSX-R1000Rを含む未発売モデルがズラリと並んだのだ。グローバル発表直[…]
人気記事ランキング(全体)
ホンダ「CB1000F SE コンセプト」が鈴鹿8耐で世界初公開! 8月1日より予選が始まった“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会のホンダブースにて、CB1000F SE コンセプト[…]
3色すべてホイールカラーも異なる カワサキは欧州でZ650RSのニューカラーを発表。カラーバリエーションの全てが新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルー[…]
国内規制に合わせてエンジンを再設計 ホンダのCB750フォア(1969年)の発売と前後して、大型バイクの事故の増加や暴走族が社会問題化し、国内では750ccを超える排気量のバイクを販売しない自主規制が[…]
KOMINE プロテクトフルメッシュジャケット ネオ JK-1623 フルメッシュで残暑厳しい秋口のツーリングでも快適さを保つジャケット。胸部・肩・肘・背中にプロテクターを標準装備し、高い安全性も両立[…]
最小限のカスタムでクルーザーをアドベンチャーマシン化 1200ccという大排気量の水平対向エンジンを心臓部に持つBMWのヘリテイジモデル、R12シリーズ。その新しいバリエーションとして2025年5月に[…]
最新の投稿記事(全体)
シグナスシリーズ、20年の歴史を背負うニューフェイス 以前は空冷エンジン搭載のコンパクトな原付二種スポーツスクーターとして人気を博した「シグナスX」だが、水冷の新世代「シグナス グリファス」に交代した[…]
皮脂や汗に含まれる尿素が生地を痛めてしまう ──一般の方が汗でびちょびちょのヘルメットをリフレッシュさせたい場合、どのように行えばよいでしょうか? 「どこが外せるのか、どういうふうに洗えばいいのかは、[…]
発表と同時に発売! マットチタニウムカラーのアヴェニス125など新色×5種 スズキは欧州で、日本でいう原付二種に相当する125ccのスクーター×2車をカラーチェンジ。1車は2022年の現地登場以来(日[…]
鮮やかなブルーでスポーティな外観に 欧州においてスズキ「ハヤブサ」が2026年モデルへと更新された。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは基本的に2025年モデルを踏襲しながら、レギュラーカラーが[…]
「56design NARA」に続く新店舗が北海道に バイクアパレル&ファッションブランド「56design(フィフティシックス・デザイン)」が、北海道札幌市に新店舗「56design SAP[…]