金具形状や細部までノーマルにこだわって開発されたNSR250R用ケーブルの実力を専門店で検証

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金具形状や細部までノーマルにこだわって開発されたNSR250R用ケーブルの実力を専門店で検証

チャンバーを筆頭にハンドルやステップ、カウルを交換して峠やサーキットを走り回り、転倒破損したらさっさと乗り換える。全盛期にはそんな使われ方をすることも多かったレーサーレプリカも、現在ではノーマル車の価値が上昇するプレミアムモデルだ。その一方でノーマル回帰に欠かせない純正部品は価格が上昇し、そればかりでなく販売終了の波も続々と押し寄せている。そんな現状で頼りになるのが「規格部品」を開発販売する丸中洋行だ。今回はNSR250R用のケーブル開発のプロセスを紹介しよう。

●文/写真:栗田 晃 ●BRAND POST提供:丸中洋行

絶版車のコンディション維持に欠かせない純正部品同等の品質と性能を持つ「規格部品」

毎年のようにモデルチェンジを行うことでパーツ点数が膨大になったのがバイクブーム、レーサーレプリカブーム時代の純正部品事情。愛車の部品が販売終了となるのは納得できないが、販売数量が少なくなった部品を「在庫あり」にしておくのはメーカーのコスト増に直結するため、いつか見限らなくてはならない。

レーサーレプリカブームを牽引したホンダNSR250Rにもその波は静かに押し寄せている。NSR250R専門店であるモトールエンジニア藤田代表によれば、同店では昨今の傾向として純正を好むNSRユーザーが多く、例えばケーブル類を取ってもアウターカラーが派手なカスタム品より純正が好まれるそう。

一方、純正同等の性能と品質を備えた「規格部品」がユーザーから好評な丸中洋行も、ケーブルの新規ラインナップの拡充を積極的に行っている。そんな両者の考えが一致し、NSR250R用ケーブルの開発が進行中だ。対象機種は市場での台数が多いMC21/MC28からスタートしており、スロットルケーブルやクラッチケーブル、オイルポンプケーブルやチョークケーブルを網羅。

型式ごとの製品情報や在庫数量は丸中洋行ホームページ内の「N・T・Bオートパーツサーチ」に掲載されているので、NSRユーザーは是非とも確認していただきたい。

取り出し形状も再現したスロットルケーブル

インナー/アウターケーブル比率はもちろん、純正スロットルハウジングにフィットするナットやガイド金具の曲がり角度など、細部にわたるまで純正部品を踏襲した。アウターケーブル刻印はNTBとなるが再現度は完璧。

MC21用純正スロットルケーブルは引き/戻しとも販売終了。MC28用も残り僅か(モトールエンジニア調べ、以下同)。NTBケーブルのパッケージにはNTB製品番号と純正部品番号が併記してあるので、部品検索で混乱することがなくありがたい。

規格部品だから再現できたNSRならではのクラッチケーブル

純正クラッチはそれほど重くないため、クラッチケーブルが切断する例は少ない。一方で、エンジン下部を通る独特の取り回しにより、潤滑不足や水分浸入がフリクションロス増大の原因となる。MC28用純正クラッチケーブルは販売終了。

クラッチケーブルは左レバーからエンジン右前を下り、クラッチカバー前からクランクケース下部を横断し、エンジン左端に裏向きに取り付けられたレリーズアームにつながる。NSRユーザーには当たり前だろうが独特だ。

規格部品はNTBの独自設計で製造したもので、メーカー純正部品とはネジの形状や表面処理などの細部が異なる場合もある。だが機能面に遜色はなく取り付け部分の互換性も確認済みだ。何よりスムーズさが快感。

オイルポンプケーブルは2ストローク車の生命線

オイルポンプケーブルは純正戻しの修理の際も比較的再使用されることが多いものの、MC21用純正部品は販売終了。スロットル開度に応じて2ストオイルの吐出量を増減させるオイルポンプケーブルは2スト車の必須パーツだ。

使用頻度が低い分切れやすいスターターケーブル

動かすのは始動時だけで他のケーブル類に比べて使用頻度が低いため、意外に固着や切断していることがあるスターター(チョーク)ケーブル。MC21/28用とも販売終了で、NTBパーツとしてまずはMC28用が製品化された。

NSR250R歴は35年以上全国のユーザーから頼りにされる整備専門ショップ

モトールエンジニア 神奈川県藤沢市遠藤2494-1

自動車ディーラーのメカニックだった1989年頃から鈴鹿選手権に参戦し、NSR250R好きが高じてバイクショップ(i-FACTORY)に転職。そこでの経験を元に2007年にモトールエンジニアを開業した藤田浩一さん。車両販売は行わず修理一本のスタイルだが、全国からNSRが集まってくる。程度の良いベース車は減少の一途で。これからNSR250Rを手に入れたいのなら我慢強さと情熱、さらに修理とメンテナンス費用に対する覚悟が必要ということだ。


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