BMW Motorradが新型モデルR 1300 RT & R 12 G/S を国内発表【R 1300 RTはアンベールの式典も】

7月16日、都内のBMW GROUP Tokyo Bayにて、BMW Motorradが、2025年新モデルの「R 1300 RT」「R 12 G/S」の国内発表/商品説明会を開催。発表会では、BMW株式会社モトラッド・ジェネラルマネージャーの大隈武氏による、BMW Motorradの販売状況報告、同社モトラッド・マーケティングマネージャーの中根知彦氏からは、新モデルの概要説明がなされた。
⚫︎文:谷田貝洋暁 ●BRAND POST提供:BMW Motorrad
2025年上半期の国内登録台数は3099台で販売新記録!
発表会の冒頭、BMW株式会社モトラッド・ジェネラルマネージャーの大隈 武氏が壇上に立ち、2025年上半期のビジネス概要/取り組みを発表した。
「1月から6月にかけて、私たちはニューモデル/スペシャルモデル/テクニカルアップデートモデルを含めますと11モデル(R 12 S/C 400 GT/S 1000 RR/F 900 R/F 900 XR/R 18 Pure/Classic/R 18 B/S 1000 R/M 1000 R/M 1000 RR)を市場に投入。とても強い製品攻勢をかけています。
またこの新製品の投入だけでなく、イベント開催などのさまざまな活動も行っております。今回はその中からハイライトとなる6つの活動を紹介させていただきます」
大隈 武モトラッド・ジェネラルマネージャーは、2025年上半期の販売状況報告。
BMW Motorrad 2025年前半の取り組み
[1] STOCK LOCATOR(新車在庫検索)
公式ウェブサイト上からアクセスできるストックロケーターは、手持ちのスマートフォンで国内新車在庫からリアルタイム検索が可能。サイト内では予約金の支払いで車両のキープや試乗予約もできる。ユーザーの欲しい気持ちにすぐに応えられるシステムであると同時に、ディーラー在庫ではなく、BMW Motorradが在庫を管理するという新しい販売手法に2025年1月から切り替わった。
bmw_motorrad_r1300rt_r12gs-A
[2] R 12 Sの注文開始
2025年2月に限定200台の受注を開始。わずか3日で200台の受注受付が完了するという好調ぶりだった。
R 12 S
[3] モーターサイクルショー
2025年3月に行われた東京モーターサイクルショーでは、R 20 conceptを本邦初公開。またF 450 GSのコンセプトモデルなど、将来発売していくコンセプトモデルの実車を展示した。
東京モーターサイクルショー
[4] NIGHT RIDER MEETING
2025年6月7日に『ナイトライダーミーティング東京2025』をBMW GROUP Tokyo Bayにて開催。R 12 G/Sのアンベールを行うなど人気に。秋口には神戸でのナイトライダーミーティングを企画中だ。
NIGHT RIDER MEETING
[5] 映画『タンデム・ロード』への協賛
R 1200 GSで、世界30ヶ国/走行距離6万km/427日間にわたる旅を綴ったドキュメンタリー映画 『タンデム・ロード』にてタイアップ活動を行った。
映画『タンデム・ロード』
[6] 新CIの導入店舗が誕生
大阪の堺にある「Motorrad Mitsuoka 堺」が2025年6月14日に店舗を移転してリニューアルオープン。新店舗コーポレイトアイデンティティとして、焚き火を模した“ファイヤープレイス”と呼ばれるスペースが特徴的。焚き火と同じようにユーザーの交流の場となってほしいとの思いが込められている。
Motorrad Mitsuoka 堺
BMW Motorrad 2025年後半の取り組み
「新型車両の投入、これらの取り組みによりまして、2025年の1月から6月の上半期については販売新記録を達成することができました。日本国内における250cc以上の登録台数は3099台、対前年比+7.8%の実績をあげることができました。また2025年の後半に関しては…、
2025年上半期販売新記録達成の報告を行う大隈 武モトラッド・ジェネラルマネージャー。
[1] BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025
毎年、長野県の白馬で行っているBMW乗りの祭典・モトラッドデイズ。今年は20回目の記念大会であり、9月6日〜7日に開催。
[2] DISCOVERY RIDE
日本国内でのツーリングのツアーを販売。11月の開催が決定しており、四国を3泊4日かけてめぐるツアーとなっている。申し込みは10月17日まで。
[3] GS Trophy
2年に1度、世界一のGS乗りの称号をかけて行われるGSトロフィ。各国から代表が選ばれるが、その予選大会が2025年10月11日~13日にパルコール嬬恋リゾートにて開催される。
…などの取り組み、ニューモデルの拡充などでさらにお客様に関心を持ってもらえるよう努力していきます」と語った。
ついに姿を見せたR 1300 RT
2025年新モデルの「R 1300 RT」「R 12 G/S」の国内発表/商品説明会では、モトラッド・マーケティングマネージャー中根 知彦氏による、両車の製品概要説明とともに、本邦初公開となるR 1300 RTアンベールを実施した。
また国内におけるR 1300 RT/R 12 G/Sの試乗会を予定していることも発表。当サイトでもすでにR 1300 RTとR 12 G/Sの海外試乗記事を掲載しているが、国内試乗会が開催され次第、その状況をお伝えしよう。
R 1300 RTのアンベールイベントも行われた。
新製品概要の説明を行う中根 知彦モトラッド・マーケティングマネージャー。
BMW R 1300 RT
高速ツアラーのRTシリーズがR 1300 RTへと進化。R 1300 GS/アドベンチャーと同系のボクサーエンジンを搭載しており、MTモデルとともにオートマチック変速機構を備えたASA仕様も導入される。価格は366万1000円~。
BMW R 12 G/S
往年のR 80 G/Sを思わせるクラシカルなデザインを持ったR 12 G/S。現代のスポーツ性に特化したGS(ゲレンデスポーツ)とは違う、“/”入りの“G/S”、つまり、ゲレンデ/シュトラッセ(オフロード/舗装路)コンセプトであることが強調されていた。価格は245万1000円~。
※本記事はBMWが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。