ライダーの夢「デイトナモーターサイクルガレージ」製造現場を社会科見学! そこで人気の秘密を目撃した

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設置場所の自由度が高く、バイク保管に適した床付きが特徴のデイトナのモーターサイクルガレージ。その製造を行う稲葉製作所の柏工場において開催された工場見学&体験勉強会に参加し、ガレージを夢見るライダーたちの気になるトコロを学んできた!

●文と写真:丸山淳大 ●BRAND POST提供:デイトナ

導入へのハードルを抑えたライダーのためのガレージ

大切な愛車を盗難や経年劣化から護ることができるガレージを所有することは、ライダーなら誰もが夢見るはずだ。

しかし、趣味のバイクを所有し、その上でガレージを持つとなると費用面や家族の理解など、いくつものハードルが待ち構える。

ビルトインタイプのガレージは自宅新築時に設計段階で組み込む必要があり、特に都市部では居住スペースとの場所の取り合いとなりがちだ。かといって、母屋とは別棟でガレージを新たに建築するとなると、それもまた大きなコストが必要となるだろう。

そうしたハードルを限りなく低く抑え、設置が簡単で使い勝手に優れるのが「デイトナのモーターサイクルガレージ」だ。

クルマ1台分くらいの駐車スペースがあれば砂利やアスファルトなど地面を選ばず建てることができ、スチール小型物置をベースとした既製サイズなのでコストにも優れている。マイガレージへの夢が俄然現実味を帯びてくる注目の存在なのだ。

生産を担当するのはあの物置メーカー

そんなデイトナモーターサイクルガレージを生産するのが「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!」のパンチラインでお馴染みの稲葉製作所だ。

つまりデイトナモーターサイクルガレージは、屋外小型物置のトップブランドの品質や耐久性を下地としつつ、デイトナによるライダー目線の使い勝手が追求されているのである。

今回、デイトナガレージを販売する用品店スタッフに向けた「工場見学&体験勉強会」が稲葉製作所の柏工場で開催されたので、参加させていただいた。

デイトナガレージを学ぶ講義を受講!

広大な会議室のような空間でまずは国内のバイク用ガレージを取り巻く環境や、ユーザーの動向、デイトナガレージの強みや特徴など座学で学ぶ。

日夜、バイクユーザーと直に接し、自らもバイク好きである用品店スタッフの皆さんは真剣に耳を傾けていた。

すると、座学の最後には不意をついたようにペーパーテストが行われることに!

すこしばかり頭を使った後は、マグロ解体ショーならぬ、ガレージ組み立てショーが行われた。

リアルタイムで屋内にガレージが出現! 組み立て実演を開催

実際の組み立ては1人の職人さんが約3~4時間で行うそうだが、今回は床が組み立てられた状態だし、内部が見やすいように一部の壁や屋根を組まないので1時間ほどで組み立てが完了した。

デイトナ二輪事業部ガレージグループの中村さん(左)と鈴木さん(右)が組立作業を実演

デイトナのガレージは床がポイント

デイトナモーターサイクルガレージの大きな特徴のひとつが“床”がある点だ。

通常の物置タイプのガレージは床がないので、ガレージ内の床=設置場所の地面となる。つまり、設置前に地面の土間工事が必要となってしまうので、本体とは別にまた費用がかかることになってしまう。

一方のデイトナモーターサイクルガレージは床があるのでは設置場所を選ばない。また、床があることによって湿気を防ぐことができるので、バイクのサビを防ぐこともできるのだ。

この床の耐荷重は1㎡あたり300kg。バイクの車重は2つの車輪に分散するので、どんな重量車でも安心して格納できる。

地面とガレージ本体の固定は2.3mm厚のアンカープレートとアンカーボルトで行われる。地面が砂利の場合は、地面にバケツ大の穴を掘ってそこにモルタルを流し、アンカープレートで固定するという。

そうした説明を交えつつ作業は進み、やがて柱が立ち、屋根がかかる。

屋根の骨格も非常に頑強なので、革ツナギや集合管を吊るして収納することもできる。

無駄を削ぎ落としつつ細部に工夫が

ガレージのパーツはスチール製のプレートなので、ボルト固定するために「ネジ板」と呼ばれるパーツを使用する。

真ん中が防水パッキン付きのネジ板。付属ボルトは先端にネジ山がなくネジ穴にセットしやすい。

このネジ板にも秘密があって、地面に対し垂直に取り付けられるものは水の侵入を防ぐために樹脂の防水パッキン付き。地面に対し水平に取り付ける部分のものは、防水の必要がないのでパッキン無しになる。

ボルトはワッシャーが組み込まれているM6のアップセットボルトがほぼすべての部分に使われており、作業の効率化が図られている。

参加者も組立作業を体験!

概ね完成の形が見えてきたところで指名を受けた参加者がデイトナスタッフの指導の元、組立作業を体験した。

いよいよ作業も大詰めとなり、構成パーツの中でもっとも重い(でも開閉は軽い)三和製シャッターの取り付けを行う。約50kgあるそうだが、一人でも取り付けられるような構造になっている。

持ちやすい位置でシャッターをマウントする爪をガレージの柱の穴にセット。そこから左右順番に上の穴にシャッターの爪を掛けかえて、上にスライドしていくのだ。

シャッターが付くと俄然ガレージらしく見えてくる。

ガレージ内側のシャッターケースもデイトナガレージなら標準装備。

見栄えが良いのはもちろんだが、機能性も◎。例えば、一般にシャッターが結露や雨水で濡れた状態で巻き上げられると水がガレージ内に飛び散ってしまうことがあるが、こちらならそれを防ぐことができる。

シャッター自体にはもちろん鍵が付くのだが、標準装備のシャッターガード+ラウンドロックでさらに防犯性を高めている。

こうしてガレージが完成。参加者は目の前で組み上がったばかりのガレージ内に足を踏み入れ、実際に手で触れて質感や使い心地を確かめていた。

デイトナのモーターサイクルガレージは左右に屋根の張り出しがないので、文字通り“シュッとした”デザイン。外観もいわゆる家庭用物置然としたものではない。

ライダーの”欲しい”が詰まったガレージ

ガレージ内の作業時にも便利なフロアマットや、縞鋼板のスタンドプレートも標準装備品。

ガレージ奥の棚も標準装備。裏には補強が入っており、耐荷重は90kgもあるので工具やクルマのスタッドレスタイヤなどの保管もできる。

ガレージ左の屋根の隙間からは電源コードを引き入れることができる。

電気工事をしなくとも内部で照明や電動工具、バイクやスマホの充電などがガレージ内で可能となる。

ボルトの頭には同色のキャップが付くので、見た目にも良いし、サビ防止にもなる。

ガレージの床は地面より一段高くなる。バイクを出し入れに便利なアルミスロープはオプション品。トランポ用のラダーレールや自作スロープを利用する人も多いそうだ。

ヘルメットラックや、ケミカルなどの収納に便利なミニラックはオプション品。こうしたきめ細やかな製品ラインナップはバイクパーツメーカーならでは。

デイトナスタッフによるDIYの提案

念願のガレージを手に入れたら内装も自分仕様で楽しみたいものだ。ただ、内装に棚を設置したりするために、スチールの壁に穴開けするのはしのびない。

そこで、自身もデイトナモーターサイクルガレージを愛用するスタッフが考案した、DIYでできるOSB合板の壁貼りの実例をご紹介いただいた。

天地寸法に合わせた胴縁材を壁面上下の突起に引っ掛けて、それを下地にOSB合板をビス留め。そうすることで、温かみがあって気軽に穴あけ加工ができる壁面がガレージ内に出現。

板材一枚だが、断熱効果もかなり高いそうだ。

さらにデイトナのスタッフが、ガレージ購入を検討する人と接客する店舗スタッフに扮してロールプレイングが行われ、用品店スタッフは真摯に聞き入っていた。

最後に筆記テストの成績上位者や、販売セールスで好成績を残した店舗の表彰が行われた。

製造現場である工場の生産ラインは残念ながら撮影できず!

実は昼食後にこの日の目玉のひとつである工場見学が行われたのだが、残念ながら撮影はNG。

稲葉製作所は生産スピードの短縮や中間マージンのカット、品質管理の最適化のため、90%を超える内製化を実現している。

工場では、ロール状の鉄の板が切断されて曲げ&板金&溶接などの加工の上、ペイントされて製品化されるまでの様子をひと通り見ることができて大変興味深かった。

生産ラインは、ロボットによる自動化や生産機械の更新などにより日々効率化が図られており、コストの削減や製品の信頼性向上のための努力が重ねられている。

工場見学ツアーの最後にはハッピ着用の上、参加者全員でイナバ製の物置の天井に乗り“例の合言葉”を唱和して記念撮影まで体験。そうなると、もはや自身もデイトナモーターサイクルガレージ、ひいてはイナバ物置の虜である。

自宅にガレージを設置する際にはデイトナ製、物置を設置する際はイナバ製を選ぶほかないと考えている。

デイトナモーターサイクルガレージは、全国の用品店の一部で実物展示が行われているので、気になる方はぜひ最寄りの店舗に確認の上、足を運んでみてはいかがだろうか。


※本記事はデイトナが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。