冷間始動時に使用するスタータープランジャーは、先端のゴムシールでガソリン通路を断続する。閉じた状態が基本なので、時間経過とともに変形グセがつき、シール性が低下すると、チョークレバーを戻した状態でもガソリンが流れてしまい、アイドリング領域で混合気が濃くなる不具合の原因となることもある。このプランジャーも燃調キットの中にある。
2021年に発売開始されたホンダGB350は、空冷単気筒エンジンを搭載したベーシックなロードスポーツモデルとして人気を集めています。そんなGBの歴史をさかのぼると、たどり着くのが1983年末に発売された「GB250クラブマン」です。バイクブーム全盛期において、伝統的なデザインと当時最新のメカニズムを組み合わせた250シングルは、その後マイナーチェンジを繰り返しながら1990年代後半まで発売され続け […]






















