絶版車用キャブで必ず交換しておきたいのが、ボディ同士をつなぐジョイントパイプのOリング。画像はエアベントパイプだが、フロート室をつなぐフューエルジョイントのOリングが劣化すると、ガソリン漏れに直結するため要注意。ガソリンが付着している間は、膨潤によってシール性が確保されていたのが、長期不動の期間にカラカラに乾いて収縮して亀裂が入り、再度ガソリンを注入した際に漏れ始めるといったトラブルも多い。

[旧車バイクメンテDIY] 削り出しパイプとOリングで4連キャブの弱点を克服〈GSX1100Sキャブレタージョイントセット〉
2025/08/22