「走り」の楽しさを追求して半世紀!イタリアの老舗メーカー「ファンティック」

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ここ最近、再びバイク人気が高まりを見せていますが、その中でもとくに注目されているカテゴリーが「スクランブラー」です。スクランブラーは、ストリートモデルをベースにサスペンションストロークを少し伸ばし、アップマフラーを装着して、オンもオフも楽しめるようなノスタルジックなデザインでまとめたモデル。多くのメーカーがスクランブラーをラインナップしていますが、その中でもデザインだけでなく、オフロードでもストリートでも本格的な走りを楽しめるのが「ファンティック・キャバレロ・スクランブラー」なのです。

●BRAND POST提供:FANTIC(ファンティック)

スクランブラーから始まったファンティックのバイク作り

1968年にイタリアで創業したファンティックは、1969年に初のモデル「キャバレロ」を発売しました。
ミナレリ製の空冷2ストローク50ccエンジンには放射状の冷却フィンが施され、ギヤは6速を採用し、小排気量ながら全域で扱いやすいパワーを発揮。このエンジンをベルリッキ製フレームに搭載し、オフロードもきちんと走れる性能を発揮しました。キッズ向けスクランブラーながら本格的な走りを楽しめるバイクとして、イギリスやアメリカで大人気となったのです。

ファンティック初のモデルは1969年11月に登場したFantic Caballero。空冷2ストローク50ccのボーイズ・スクランブラーだった。

トライアル世界選手権での大活躍

そうしてバイク作りに確かな手応えを得たファンティックは、当時ヨーロッパで行なわれていた6日間のトライアル競技ISDT(インターナショナル・シックス・デイズ・トライアル)へも挑戦し、トライアルマシンも開発していきます。
トライアルマシンとして初となる前後ディスクブレーキ、リヤのモノサスなど最先端の機能を装備し、1980年代にはトライアル世界選手権で3度のチャンピオンを獲得するほどのメーカーへと成長しました。

1985年に初の世界チャンピオンを獲得すると、86年と88年にも世界チャンピオンを獲得。ビンテージ・ファンの間では、ファンティックといえばトライアルとして知られています。

培ったノウハウを生かしキャバレロ復活

ファンティックがトライアルマシン作りで得た評価は、「軽くて足まわりがよくて乗りやすい」というものでした。そして、そのノウハウを生かして、エンデューロやラリーにも挑戦していきます。

しかし、そこではチャンピオンを獲得できず、またトライアル人気が沈静化したこともあって、ファンティックの経営は行き詰ってしまいます。その後、イタリア人実業家に買収されたファンティックは、2000年代には4ストエンジンはミナレリ製、2ストエンジンはガスガス製を使ってオフロードモデルをラインナップします。

そんなファンティックに転機が訪れたのは2014年です。イタリアの実業家グループがファンティック復興に乗りだし、まったくの新分野である電動アシスト・マウンテンバイクを開発し、この分野の草分け的存在として世界的に注目を集めるようになったのです。

こうして会社としての足腰を鍛えたファンティックは、2017年に全域でパワフルで扱いやすいオリジナルエンジンを搭載した「キャバレロ・スクランブラー」を発表したのです。

フロント19インチ・リヤ17インチホイールを装備したノスタルジックなスクランブラースタイルには、排ガス規制に適合した吸排気システム、ABS、LEDヘッドライト、多機能デジタルメーターなど最新の機能が装備されています。
正確なハンドリングに寄与するアルミ製トップブリッジ、軽快なマシンコントロール性を実現する高剛性なステップまわりなど、ファンティックが長い歴史で培ってきたマシン作りのノウハウがすべて凝縮されています。4ストローク125と500がラインナップされます。

Fantic Caballeroをオマージュとしてヘッドライト/テールライト、メーターは丸型となっています。ただし、ヘッドライトはLED、メーターは多機能デジタルと機能は最新となっています。

オフだけでなくストリートも楽しい!

こうして復活したキャバレロ・スクランブラーは、すぐにヨーロッパで年間販売台数1位を獲得しました。

「軽くて足まわりがよくて乗りやすい」

ファンティックのバイク作りは、このキャバレロ・スクランブラーにもしっかりと受け継がれていて、オフロード性能の高さだけではなく、「走りの楽しさ」はストリートでも存分に味わえると、ヨーロッパで広く認められたのです。

この人気を受けて、キャバレロ・スクランブラーに前後19インチタイヤを装着したダートトラッカーモデル「キャバレロ・フラットトラック」

サイドカバーの「19」は前後19インチホイールを表したもの。車体色はシルバーとマットブラックで、4スト125と500がラインナップされています。

前後サスのストロークを2cm延長してオフロード走破性をさらに高めたアドベンチャーモデル「キャバレロ・ラリー」

ヘッドライトにはガードとカウルを装着。タイヤはオフロードタイプに変更され、フロントフェンダーはアップタイプへ。4スト125と500がラインナップされています。

キャバレロ・ラリーにタンクバッグとリヤバッグ、大型リヤキャリアを装備し、ツーリングでの利便性を高めた「キャバレロ・エクスプローラー」。

ラインナップは500のみ。軽量かつパワフルで、快適な高速巡行性能と軽快な林道走行を両立しています。

ストリートで映えるボディカラーと専用色ブラウンのシート、それに合わせたハンドルグリップなど細部のデザインにこだわった「スクランブラー・デラックス」

スクランブラーシリーズの走りはそのままに、ストリート向けのスタイルを強調しているのが特徴です。

走りの楽しさを実現したキャバレロ・スクランブラーは、その基本性能の高さを特化させることで「フラットトラック」「ラリー」「エクスプローラー」「デラックス」と、豊富なバリエーションを展開しています。

モトクロスやラリーへの挑戦も復活し、日々マシン性能の向上や最新法規制への対応もしています。

すべては「走りの楽しさ」を実現するために。そして、その「走りの楽しさ」をオフロードでもストリートでも体感できるのが、キャバレロ・スクランブラーなのです。


※本記事はFANTIC(ファンティック)が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。