オフシーズンに確認しておきたいバイクのメンテナンスと、工具のこと【KTC】

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オフシーズンはメンテナンスに挑戦するチャンス!

寒い日が続けば続くほど、ツーリングが恋しくなってくる方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな寒い時期にこそやっておきたい、愛車のメンテナンスポイントについて簡単にご紹介していきます。

修理や点検は全てお任せという方でも、点検ポイントを知るだけでも更に愛着が増しちゃうかもしれません。

ただ、整備するつもりが逆に壊してしまった!サイズの合わない工具を無理に使用してねじを潰してしまった!なんてことにならないためにも良い工具を使用したいですね。

さて、今日の愛車の調子はどうかな?

ここは見ておきたい、点検ポイント10

1. サイドミラー

バイクのミラーは、振動等で緩んでしまう場合がありますよね。

後ろが見えないと危険ですし、車幅感覚にズレも。

そんなことがないように、確度調整と、根本のナットでの固定をキッチリ確認して、締め付けが緩い場合は、スパナコンビネーションレンチでの増し締めを。

2. ヘッドランプ・テールランプ

ランプが正常に点灯するか確認しましょう。またハイビームとロービームの切替ができるか、ライトの角度なども確認してみましょう。

3. 車体全体のネジの緩み確認

デジタルトルクレンチ(デジラチェ 充電式)

フロントブレーキを握りながら、フロントフォークを押し込んだり、軽く車両を押すなどして、ガタが発生していないかを確認してみてください。コツンといった音がする、部品の取り付けが簡単に手で外れそうな場合は、ボルトの緩み発生が考えられます。

適所を、指定されたトルクにて、締めつけましょう。車体の締め付けには、デジラチェシリーズがオススメです。

>> トルクレンチとは? 工具の基礎知識

特に、最近はツーリング風景を撮影するための小型カメラや、スマートフォンの設置が増えています。しかし締付不足などが原因で落下すれば重大な事故につながりかねません。しっかりと固定しましょう。

4. チェーンの緩み

チェーンのゆるみを確認

チェーンを長持ちさせるためにも、定期的な清掃と注油を行うことはとても重要です。また、緩みすぎていないかチェックしてみましょう。

バイクチェーンの交換目安は走行距離10,000~30,000kmと言われていますが、走り方などによっても交換頻度は変わります。

(チェーンの調整方式は、車種によりさまざまです。車種ごとの取扱い説明書を確認し作業を行ってください。)

緩みを調整するにはいくつかの工具が必要です。スパナめがねレンチコンビネーションレンチラチェットレンチなど様々な工具を使用します。

一部車種には、ダブルナットによって、振動などによるアジャストナットの緩みを防止しています。ダブルナットの調整はスパナやコンビネーションが2つ必要になります。

5. ブレーキパッドの残量

ブレーキパッドの交換目安となる走行距離は5,000km~10,000kmとされていますが、走り方や材質などによっても交換頻度は変わります。

ブレーキパッドは目視でも確認できますが、必ずしも均等にへっていくわけではありません。ローターの摩耗度や、ピストンの動き方等で、変化しますので、正確に残量を測定する際は、やはりデジタル表示が可能なものを選んだほうが、確実です。

ブレーキパッドゲージ

6. 足回り(キャリパー、ディスクのボルト)

錆の除去、メンテナンスは、ケミカル類やワイヤーブラシをご使用ください。

7. スパークプラグを外して、先端の消耗(電極の間隔)を確認

エンジンのパフォーマンスを保つためにも重要な点検箇所です。スパークプラグの交換目安は走行距離3,000km~5,000kmとされていますが、こちらも走り方などによって交換頻度は変わります。プラグの火花ギャップ測定には、シクネスゲージなどの工具が必要です。ギャップはメーカーの指定寸法に調整してください。

▶ KTCおすすめスパークプラグ取付用工具のご紹介!

スパークプラグが落下しないマグネット付プラグレンチ

スパークプラグの締めすぎや締付不足は、パーツを傷めるだけでなくエンジンに不具合が生じる場合があります。メーカーによってプラグ径での適切な締付トルクが設定されているので、デジタルトルクレンチ等を使用し、適切な締付を行って下さいね。

8. ハンドル、各種ブラケットなどのゆがみ

愛車を正面から見たり、横から見たり、あらゆる角度から見て、違和感がないか確認してみましょう。

9. クラッチワイヤーやアクセルワイヤー(アクセスの”遊び”)を調整

ワイヤーに錆がないか、スムーズにレバーが戻るか等を確認し、適量の潤滑油の注油を行うようにしてください。

10. オイル交換

オイルの交換の目安となる走行距離は約3,000km~5,000kmと言われています。オイル交換にはドレンボルトを外して、オイルの交換を行います。ドレンボルトの締付も、設定されている締付トルク値を確認して作業を行う必要があります。

ここでも、先ほどご紹介した「デジタルトルクレンチ(デジラチェ)」が活躍します。

愛車点検にぴったり。工具セットキャンペーンは今だけ!!

これらの点検ポイントで気付いた箇所は、工具を使って修理したり調整することができます。これからじっくり愛車を点検していきたい方にオススメなキャンペーンを実施中。この機会を見逃すな!!

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2023SKセール

ピックアップ工具! T形ハンドル

竹とんぼのように回すことで、動力を使わなくとも早くボルト・ナットを締付けたり緩めたりすることができる工具です。車体についているボルト・ナットの位置や、車体の構造上、二輪車でのみ使用される工具です。日本の二輪車メンテナンス界隈では人気の工具ですが、実はまだ国外ではあまり使用されていないそうです。

T形ハンドル(TH20)

■工具の基礎知識 >> T形レンチ編も併せてご覧ください。

https://ktc.jp/kiso/lesson/t_wrench.html

 ※おすすめの工具セットに入っているものは、ソケットの付け替えが出来るタイプです。

KTCとは?

京都府久世郡に自社工場を持つ、日本の工具メーカー。正式名称は京都機械工具株式会社。

1950年創業以来、自動車整備用の工具を創り続けてきた技術と世界最高水準を誇る品質は、多くのプロライダーにも選ばれています。

イベントのご案内

KTCは国内の様々な二輪レース会場に出展しています。ご来場の際は、ぜひ遊びにきてください。

2023年の出展情報は、公式ブログやTwitter、メールマガジン等でお知らせいたします。

・2022年出展情報/KTC公式ブログ「KTC週報」https://kyototool.hatenablog.com/entry/2022/11/28/153437

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ツーリンググッズのご案内

ツーリングに連れていきたい! オフィシャルグッズを販売中。

https://ktcos.jp/view/category/ct112


※本記事はKTCが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。